この回もけっこう好きな回だ、この回は将棋を知ってる人は、最後の坂東八十助が犯行を認めるシーンはよくできてると思うだろうな、タイトル戦を戦っていた棋士の坂東八十助は若い棋士に押されて困っていた、そこで坂東八十助は封じ手をしてその日の対局を終えた、しかしこの時立会人の年配の男が坂東八十助が封じ手の手を記入していない事に気付いて、その日の夜にその件で坂東八十助を問い詰めようとした、封じ手に手を書かずに坂東八十助は一晩かけて手を考えようとしていたので、立会人の男はそんな不正は認められないと今から責任者に話してこの封じ手を開封してもらうと言った、そんな事をされたら将棋棋士生命にも関わるので坂東八十助は殴り殺してしまった、そして風呂で滑って頭を打って死んだように細工をして、坂東八十助は自分の部屋の飛び散った血をくまなく拭いていた、しかし血痕は飛ぶのでそれが最後命取りになった、他にも坂東八十助は殺した立会人の背広を畳んでベッドの上に置いてしまった、背広を畳むなんて不自然すぎるので古畑も怪しいと思ったんだろう、そして坂東八十助は着物しか着ないので背広を畳んではいけないという事が分かっていなかった、しかし決定的な殺したという証拠を見つけなければいけないので、古畑はそれから色々坂東八十助に付きまとい出す、そしてなかなか決定的な証拠がつかめずにいた所、再開されたタイトル戦の対局で意外な事が起こった、坂東八十助は一晩かけて考えた手で形勢を逆転させて飛車が成ればもうほとんど勝ちという場面だったのに、坂東八十助は飛車を成ろうとしたが飛車を成らずにそのままにした、ここから形勢が逆転して坂東八十助は対局に負けてしまった、古畑はピンときていなかったが、今泉や周りがどうして飛車が成らなかったんだという声を聞いて、どうして飛車がならないとおかしいのか、成ってれば勝っていたのに勝利を棒に振ったという事で何かに気付いた、そして将棋盤の前で肩を落としている坂東八十助の所に行って話しをし出した、何故飛車を成らなかったのですか、飛車が成っていれば勝っていたみたいじゃないですかと言って、古畑は血痕ていうのは飛ぶんですよねと言って、あなたは飛車を成らなかったんじゃないです成れなかったんですと言って、もしあの時飛車が成ってしまったら裏を見せなくてはいけなかったと言って飛車をひっくり返した、するとそこには血痕がついていた、坂東八十助はこの血痕を隠そうとしたのだ、そして古畑は将棋用語の投了と思ってよろしいでしょうかと坂東八十助に言った、この回は将棋を題材にした面白い回だった😊