この黒羊戦の最後が衝撃的すぎて、信が黒羊戦の大将の首を獲った事がかすれてしまった、桓騎は趙軍の戦い方が変わったのを察知して、何を思ったのか何と中央の丘から隊を撤退して中央の丘を趙軍に明け渡してしまった、そして何をするのかと思ったら桓騎はとんでもない悪行非道に走った、何と桓騎将軍は兵隊ではなく黒羊に住む民達の村を次々に襲い殺して焼き払っていった、これは紀彗に対して動揺させる為にやったんだろうとその自分の考えは当たったが、自分は本当は殺さないでどこかに閉じ込めているのかと思ったけど、そうじゃなかった、本当にほとんど皆殺しにされた、飛信隊の羌介を助けてくれた老婆もころされていた、それを見た信は怒りの形相で桓騎の所へ向かった、兵隊ではなく何で罪もない民達を殺したのかと信が怒りの形相で言うと、桓騎は何が悪いと言った、襲って奪っただけだ、これが強さだと言った、信も違うと言ったが、自分もこんなのは本当の強さじゃないと思った、紀彗を誘い出す為とはいえ、罪もない民達を虐殺して凌辱するなんて、まるで第2次世界対戦で兵隊達が市民を虐殺して凌辱してるのと同じ事だ、もしかしたら作者はそこを表現したかったのかもしれない、これも戦争だと、でも実際の戦争でも虐殺や凌辱は戦争犯罪と言われ絶対にしてはいけない事だし、そんなのは本当の強さじゃない、桓騎は本当の強さの意味を履き違えてる、そして話しはその場で関与したかもしれない飛信隊の側近の尾平へと移っていく、その場に尾平もいた事を聞いた信は、尾平にも怒り

を示し尾平が民の宝石を持っていた事で信は尾平に飛信隊を出ていけと言い放った、信は尾平に何故お前も宝石なんか持ってるんだと悲しい表情をしてさっさと出てけと言った、しかしこの宝石は桓騎軍の部下から半ば強引に渡された物だった、続く