(子どもたちに大人気だった、少しおかしくて元気いっぱいの村人たち)
(お城の住人たちと心を通わせ、野獣と会うためにバラのケースを持つベル)
今年の本公演を「愛と死の旅路~エリザベートの真実~」と定め、ホームページで発表したアラムニーA’s。
来年2・3月での、群馬県内3都市6公演を目指し、新団員を加えて切磋琢磨する日々となるが、並行して県立こどもの国での「美女と野獣」ショーにも取り組む。
今年の発表日は、9月1日(日) となり、昨年より早くなったのは、その後に本公演のワークショップが控えているから。
コロナ禍では観客との触れ合いが出来ず、プレ公演と銘打って実施してきたが、ようやく復活宣言が出されたため、今秋2組のワークショップを実施することになった。
社会人として卒団したメンバーに代わり、新たに入団したフレッシュメンバーは、全員今春大学生になったばかり。
大学時代を、学業とミュージカルに生かそうとする気鋭の学生たちだ。
すでにミュージカルメソッドに取り組み、基本の学びを行っているが、アラムニースピリッツを身に着けるには、実際の舞台に立つにしくはない。
本格的な照明が入るこどもの国の舞台で、客席の反応を肌で感じることにより、感性が磨かれる。
去年の発表会は、2度のショーとも子どもたちで満席となり、笑いと感動に満ちて、ホールが揺れるほどの大好評であった。
今年は、また新たな「BB」の魅力を観せてくれるに違いない。
結団以来温めていたが、アラムニーオリジナル「美女と野獣」の執筆完了。
本好きな夢見るベルの成長と、魔女に呪いをかけられた王子が、ガストンの姿からよみがえるドラマチックな構成は、きっと子どもたちの心をつかむはず。
せっかく太田で上演するのだから、プロバスケットボール「クレインサンダーズ」の本拠地を生かして、ワンポイントダンスで盛り上げる趣向もある。
これから1日寝かせ、全体チェックが終わって台本は完成となる。
正式にメンバーへ配布されれば、キャスト決定のオーディションにも使用する。
観劇した子どもたちが、ミュージカルを大好きになるよう、25THアラムニーメンバーの努力を願ってやまない。