(「スペイン内戦 一つの心」公演で、ソビエト情報局長コマロフが存在感を示す。)
(内戦ぼっ発の激しい戦いで、負傷したホアキンを助けようとする自由軍メンバー。)
大千秋楽を迎えた、みどり市の笠懸野文化ホール(パル) 公演から約1か月。
アラムニー4年生は、卒業して社会人となり、27thの新体制がスタートした。
最初のイベントは、26日に予定している本結成と演目決めであり、私は新入団生のフレッシュメソッドを担当する。
まずは、ミュージカルの理論と基本のレクチャー。
理論としては、私がイギリスのビクトリアシアターで学んだ、「Gで創る」から始めて行き、音楽からインスパイアされる表現方法を身に着けてもらう。
身体的にも精神的にも、「一歩大人に近づいたからこそできる」今を大切に。
基本としては、マイムの動きで心身の開放。舞台上での黄金比・角度の付け方など。
プロの世界でも、必ず通らなければならない表現テクニックを学ぶ。
頭と体が「舞台人」としてのあり方になじんできたら、26thの舞台で実際に使ったセリフを、「3つの声」により言葉にしてみる。
言葉は「言霊(ことだま)」であるから、単なる「伝達」にならないように。
そして、表現の基本を「ゆらぎ」ととらえて、感性を磨き「停滞させない」こと。
メソッドの実践として、良い演技と悪い演技を明確にし、歌・ダンス・演技における自己表現の高みを目指し、歩みを進める。
演目が決まれば、ただちに作品研究に入り、メンバーの1人1人が、各場面で主張できるオリジナル脚本を作成する。
それは、今年入団してくれるフレッシュも同様であり、これからの1年間が充実し、舞台人として張り合いのある日々が過ごせるよう、演出家として力を尽くそうと思う。

