ずっと以前から、いつかは行きたいと思っていた。
織姫神社からのトレッキングで、一度挑戦したが、道に迷って断念したこともある。

今回、ナビを使って、導かれるままに名草上地区に到着。
案内板を探して、ついに巨石を目の当たりにした。

厳島神社を取り巻くように、岩の胎内くぐり、弁慶が割った弁慶岩など。

人気が無いので、さらに上の案内に沿って歩む。と、60センチほどの、茶色の蛇が足元にいる。注意深く観察すると、そ知らぬ顔で草むらへ消えた。

国指定だというが、何となく重なり合った岩で、エネルギーは感じない。

ミュージカルで必須の、内から湧き上がるエネルギー。

これがないと、どんなに体裁をつくろっても意味が無い。いわゆる、覇気とか輝きが伝わらない。

「蒼天にあり」は、まずここからはじまるのだ。