『正直不動産2』最終回のこの場面。
↓
石田のおじいちゃんが登坂不動産に来訪した場面です。
これ…
石田のおじいちゃんに
正直の祟りが憑依して、
永瀬財地に語り掛けてる。
と…
思ったのですが…
この場面、
風車が激しく回転した後に、
永瀬財地がやってきます。
風の動きと、
石田のおじいちゃんに注目すると、
テーブルの上あたりに風がいます。
このとき石田のおじいちゃんは寝ちゃってます
祟りを解く方法があると聞いて
興奮した永瀬財地に起こされるように、
石田さんは目を覚まします。
このとき、風は石田さんの上あたりを飛んでます。
「マジですか
祟りを解く方法見つけたって
」と、
興奮気味な永瀬財地に対して、
石田さんは、
「あっ…あぁ…本当。」と答えると、
眠そうに眼をこすりながら…
「そのかわり…」
「風は二度と吹かないよ。」
「それでいいの…」
これを聞かされた永瀬財地は、
「二度と…」
こうなりました
お正月に放送された
スペシャルでは…
石田さんが蔵で見つけたと
魔よけのお札を持参します。
これを貼れば嘘がつける
と
喜んだ永瀬財地は、
お札を額に貼り付けて
部長の酒の誘いを嘘をついて
断ろうとします。
が…
正直の祟りが発動
手ひどい目にあわされました
この場面では、
立ち去る石田さんを見送った
永瀬財地はこう発言してました。
「もしかして、石田さんが祟りの神様だったりして。」
スクショなくて申し訳ないのですが、
立ち去る石田さんを見送るように
風が吹いていました。
「２」第1話では、
祟りを追い払いたい永瀬財地は
有名な護摩行を依頼します。
が…
正直の祟りが発動して失敗します
この後の場面で、
石田さんが登場し
こう発言してます。
「俺だったら、祟りを全部受け入れるな。」
「受け入れたうえで、上手く付き合っていく。」
このときの永瀬財地の様子が
コチラ。
↓
「なるほどね…。」とは返答しますが、
納得した様子ではありませんでした。
直後のカットで、
納得いかない様子の永瀬財地を
見つめる石田さんが映し出されます。
整理すると、
スペシャルや「2」第1話の
永瀬財地は嘘をつけるようになりたいと
願っていたことが窺われます。
第1話では風の描写はないので、
ここは本来の石田さんの意見かもしれません。
が…
一連の流れを見ると、
祟りの神様が、
永瀬財地に対して…
「祟りを受入れろ」と、
石田さんを通じて言ってるようにも感じます。
特に、最終話の描写は、
風が丁寧に描かれていることや、
眠った様子の石田さんが、
風が来たと同時に目を覚ましてるような
描写にも思えることから、
祟りから解放される選択肢を
石田さんを通じて与えた。
そう…思えるのですが
私だけでしょうか
永瀬財地はこの後の場面で、
月下咲良に対して
正直の祟りにかかってると
打ち明けてますから、
「祟りを受入れた」ということになります。
第1話で石田さんが語っていた
全部受け入れて、
その上で上手く付き合うという、
その当時は納得できなかった選択肢を
永瀬財地は受け入れたのです。