昨日17日(火)に放送された

『正直不動産』の第7話。

ドラマ予告編よりスクショ)

 

この回は泉里香演じる榎本美波が

活躍しました。

がっあせるそれはまた配信が終わった頃に

振り返りたいと思います。

 

それよりもあせる

 

この回は、あの人の降板によって生じた

不都合を懸命に挽回しようとする

スタッフ・演者の皆さんの苦労が感じられました。

 

それが、

冒頭の「スパイの正体」が明かされる場面です。

(正直不動産第7話より NHK)

 

この場面というのは、

ドラマの重要な展開の一つであり、

見せ場の一つのハズでした。

 

がっあせる

 

放送前に公開されたあらすじ紹介で

これまで一度も登場しなかった

営業課長がスパイだったと

あっさり明かされてしまいましたあせるあせる

 

この事から、

先日書いたブログでは

 

こういった形で、

部長か社長から説明されて終わり。

そう予想してました。

 

その予想通り、

社長室において

スパイの正体が明かされました。

 

しかし、明かしたのは社長ではなく、

永瀬財地こと山下智久氏によるアフレコでした。

 

ここから、

編集しまくって、アフレコして、

ひょっとしたら一部撮り直したのかはてなマーク

もう…

スタッフさん達にとって、

苦労の連続だったであろう

シーンが展開されましたあせるあせる

 

まず、

社長室に永瀬が入室した場面。

ここは2人が同じ画角に入ってます。

ところが、

これ以降は…

 

社長の単独でのアップ。

もしくは…

永瀬財地の単独でのアップを

台詞ごとに交互に映すという

細かすぎるカット割りでした。

 

その他は、

回想シーンと、

アフレコによる説明となってます。

 

いつも社長室に同席して

福原遥演じる月下咲良から、

「社長のコバンザメ」(第7話)

と言われてしまったあせる

部長のシソンヌ長谷川も、

回想シーンでスパイを

追及する場面のみの登場でした。

永瀬財地のいないところで、

社長と部長が追及したということでしょうあせる

 

で…

 

スパイであるハズの

営業課長の中島健二。

回想シーンでも声は聞こえるものの

姿を見せることはありませんでしたあせる

 

ミネルヴァ不動産の

花澤涼子から金を渡されるシーンも、

 

社長の鵤に

「私のために働け。」と、

顔を触られる場面も、

身体のごく一部が映るのみでした。

 

おそらく、

中島役の役者を使って

もう一度撮り直す余裕はなかった

そう考えられます。

 

シソンヌ長谷川の台詞も

アフレコのように聞こえますが、

降板した役者が出演して

撮影していた当時の音声と、

映像を使って、

降板した人物が映らないように

切り取ったのではないでしょうかはてなマーク

 

同席しているように、

映っているこの2人も、

単独で映る映像の多さと、

細かすぎるカット割りを考慮すると、

別な場面で撮影した映像か、

当該場面で撮影した映像から

切り抜いたものかもしれません。

 

そこに、

それぞれ単独で撮影した

社長室のシーンをつなぎ合わせて、

スパイの正体が判明するシーンを

作り上げたとも考えられます。

 

この、手前に映っている人物は、

やまぴーこと山下智久氏ではないでしょう。

 

手元のアップのカットは、

降板した役者さんのものだと

推測できます。

 

正直、

ここまでつなぎ合わせて

説明するシーンを構成するとは

思ってませんでしたあせる

 

社長の口から全て説明させてもいいし、

この2人の会話に入れてもいい。

極端なことを言ったら、

やまぴーこと永瀬財地の顔を

ずーっと映して、

やまぴーのアフレコで終わらせるあせる

 

そうせずに、

スパイをした動機の説明や、

正体がどのように解ったのかを

回想シーンとして組み込んだのは、

単に撮影済みだったシーンの活用あせる

というだけでなく、

このシーンのドラマ内での重要性を

考慮したのかもしれません。。

 

スパイ役が映ってない

極端な画角の連続を見ていると、

なんとかストーリーに

整合性を持たせようと工夫した

ドラマスタッフの皆さんの苦労が

画面を通じて伝わってきます。

 

そう考えると、

第5話のこの場面。

永瀬財地がPCのログイン記録を

誰かから受け取るシーン。

 

不自然な画角と、

不自然なアフレコが一部でざわつきました。

 

が…

 

この場面は、

カットできなかったと思われます。

 

なぜなら、

このログイン記録を見て、

永瀬が桐山の後を追いかけた結果、

鵤社長の車に同乗した桐山を目撃する

重要なシーンに直結する場面でした。

 

これで桐山がスパイだと

永瀬が確信したことが、

次の回である

第6話の主要なストーリーにも

つながるわけです。

 

桐山がスパイだと永瀬が

誤信するきっかけになった

重要な場面でした。

 

ということは、

その誤信が本当のスパイによる

策謀だったと後から視聴者に

解ってもらう必要がありました。

 

なので、

あえて…

「何かあったら私、中島まで。」

というアフレコを入れる必要があった。

 

そう考えられます。

 

不自然極まりない場面でしたが、

これもスタッフの皆さんが

頭を悩ませた結果なのだと思えるのです。

 

 

もう一つ、

不自然なのが、

コレ。

居酒屋「しょうじきもん」が、

別店舗で営業してますあせる

 

前回の第6話

コチラでは、

「後輩の店」になってました。

が…

 

別な店っぽくなってますが、

同じ店で撮影したのは、

素人でもわかりますあせる

 

2話連続で、

いつものセットお店が出てこないあせる

 

この不都合を説明するために、

第7話では…

「しょうじきもん」も出張中!!

 

ここまでくると、

その苦労と苦悩に同情せずに

いられませんあせる

 

本当に、

あの人の降板がもたらした影響は、

大変だったのでしょうあせる

 

スパイだった中島課長は、

(原作では課長の名前は瀬戸健一でした。おそらくドラマ版で降板した役者が演じたのはこの瀬戸課長だったと思われます。)

登坂不動産を辞めてしまったので、

ドラマは通常の状態に戻ると考えられます。

 

「しょうじきもん」も、

元の場所に戻って営業すると思われます。

結局、元のしょうじきもんに戻ることなく

シーズン1が終了あせる

続編となるシーズン2第1話で、

やっと戻ることができました。