※現在進行中の事案です。
24日現在の状況はこちらをご覧ください。
31日現在の状況(学連による処分後)
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辞任しちゃいましたね。
内田氏。
監督だけ。
日刊スポーツ 2018年5月19日 16:24
一昨日ですか、
この記事を書いたのは…
「故意⇒責任追及」を断固拒否する日大。(日本大学フェニックス)
この段階では、
謝罪に行った段階で辞任を発表するとは思ってませんでした。
24日の再回答書の段階で
記者会見を開いて辞任表明かと思ってました。
というのも、
「監督辞任」というのは、
内田氏にとって最後のカードだからです。
なぜこの段階だったのでしょうか?
上記記事でもふれたように、
24日の再回答書は、1回目の主張を補強するものにすぎないと思います。
被害者、ご家族、そして関西学院大学
(以下、関学側)は到底納得せずに、
日大、内田氏への感情をさらに悪くするかもしれません。
その前に謝罪にいけば、
「誠意」のある対応に見えるだろう。
しかし、
直接謝罪に行きながら、
責任について何も口にしなかったら、
それこそ、
「何しに来たのか分からない
」と、
関学側にキレられてしまいます。
もちろん世論もです。
そこで、内田氏は監督辞任を
関学側への
「手土産」とした。
そのように私は考えます。
再回答書の送付前に謝罪に行くというのは、
予め監督の辞任をそこで表明しよう。
関学側に反発されないように、
そこを落とし所にしたい。
関学側がそれで大人しくなれば、
他の大学が文句を言う根拠も希薄になる。
内田氏自身は常任理事に留まりさえすれば、
以前のように監督への復帰も可能だろう。
内田氏にとって
日本大学フェニックスの監督というのは、
その程度のものではないでしょうか!?
謝罪後の空港での記者会見で、
内田氏は、日大常任理事の辞任を否定しました。
日刊スポーツ2018年5月20日 09:58
内田氏にとって、
常任理事のポストは、「権力」の源泉です。
さらに言えば、
常任理事になれるのも、
日大の看板ともいえるフェニックスに
絶叫
絶大(スマホだったの変換間違い)な影響を持つからです。
内田氏にとって、
常任理事とフェニックスは、
表裏一体だと思います。
だからこそ、
コーチは全員「留任」させて、
自らがコントロールできる「院政」を敷こうとしているのです。
こういったことは、
既に何処かの記事で書かれているかと思います。
それでもくどくどと書くのは、
内田氏が常任理事も辞任すべき根拠となるからです。
おわかりのように、
「監督」というのは、
日本大学フェニックスというチームの役職です。
一方の「常任理事」というのは、
日本大学の役職です。
内田氏が
「違う問題」と述べたのは、
この件は、
「アメリカンフットボール部が競技中に起こしたもの」なのであって、
アメリカンフットボール部の問題だということなのです。
だから、
ここを開いても、
アメリカンフットボール部による重大反則の件は、一言も触れてないのです。
同じ大学だろ?
そうです。
同じ大学です。
しかし、
内田氏は、権力の源泉だったアメリカンフットボール部を
内田氏オンリーの管理下におけるように、
築きあげてきました。
そうすることによって、
学内の他勢力からの介入を防いできたのです。
「学問と運動部の分離」
ピンと、
こないでしょうか?
少し、角度を変えて同じ現象を見ます。
この記事↓
関東学生アメフト連盟監督会、第三者委設置を連盟に要請…日大悪質タックル問題
スポーツ報知 2018年5月17日 23時15分
東大の森清之ヘッドコーチのコメント
(斜体部分、記事抜粋)
「どんな処分であろうが、身内でやっていることという指摘は免れないので、客観性を担保するため。そうじゃないと一般の人も納得がいかないんじゃないか」
毎日新聞
「日大との試合再開は真相究明と再発防止策の2点が明確になった時点」と話し合ったことを強調した。
2018年5月17日23:22
日大が所属する
関東学連1部の日大以外の大学15校が、
規律委員会以外に第三者委員会の設置を求める要望書を提出しました。
関東学連が要求できるのは、
所属するチームに対するものです。
例えば、
「重大な反則が多いから、そのチームの監督責任を問う。」
この文言が、
その大学の学長の辞任を求める。
とは、読みとれないと思います。
「チームの監督責任」と言われたら、
監督や部長を指すわけです。
内田氏は、
このロジックを用いて、
自らの常任理事の辞任と切り離しているのです。
とはいえ、
それで収まる訳がありません。
責任を追及する側も、
文言を選んでいるのです。
其が
「真実の究明」や、
「真相究明」なのです。
この文言なら、
監督の辞任が着地点とは、
イコールにならないのです。
