※Bリーグの所属チームのチアリーダーの数について、一部不正確な記載がありましたので削除いたしました。

 

 

先のブログ

真面目に考えてます。

 

ここで、

 

「JXB ALL STAR 2017」

このユニフォームが質素すぎませんかはてなマーク

 

ということを書きました。

 

 

 

 

なぜ質素が問題なのかはてなマーク

 

 

チアリーダーの環境は激変しました。

 

1つ目は、

2011年から始まった「ダンスの必修化」です。

 

2つ目は、

Bリーグの発足です。

 

 

考えてみます。

 

 

 

1、「ダンスの必修化」

 

学習指導要領の改訂によって、

2011年から小学校、2012年以降は、

順次、中学校、高校とダンスが必修化になりました。

 

そのなかで、

リズム感の醸成や、基礎体力、柔軟性の向上など、

ダンスの要素を持ちつつ、

「チアスピリット」に代表される協調性の醸成など、

チアリーディングスクールで得られるものは大きい。

 

 

このチアリーディングスクール。

 

 

これは、チアリーダーにとって、

カルチャースクールのインストラクターとしての

収入の道が開けてきたことになります。

(正式な統計が見つけられないので、個人の見解となります。)

 

 

Xリーグでも、この1~2年で目に見えるほどに

キッズ向けのチアスクールが増えました。

 

以前は、RISEが目立ってましたが…

 

・LIXIL DEERS

・オービックシーガルズ

・東京ガスクリエイターズ

 

そして…

・富士通フロンティアーズ

 

などなど…。

 

 

元々インストラクターをしていた縁で

Xリーグで発表の場を設けるチアリーダーと合わせたら、

 

Xリーグのもはや過半数で、

キッズチアを見かけるようになりました。

 

 

これ自体は、

チアリーダーの収入の選択肢ができただけでなく、

フラッグフットボールなどの男子向けのスクールと合わせて、

カルチャースクールとしての側面をチームに持たせることができ、

喜ばしいことです。

(収入増加、競技人口の増加につながれば、なおうれし。)

 

 

 

 

問題は、

需要が開けたことによるサバイバルです。

 

 

それが、

2、「Bリーグの発足」です。

 

Bリーグ何チームあるか解りますかはてなマーク

 

B1が18チーム、B2が同じく18チーム。

合計…36チームです。

 

これらのチームには、

チアリーダーも存在します。

 

元々存在するとはいえ、

Bリーグ発足によって、一気に注目を浴びたことは、

 

大学等でのチアリーディング経験者の中で、

社会人になってもチアをしたいと思う人にとっては、

地方も含めて、多数の選択肢が登場したことになります。

 

 

 

一方、

Xリーグのチアリーダーは、

増減こそあれ、募集は春シーズンがメインであり、

秋シーズンから加入するメンバーというのは、

非常にまれな存在でした。

 

しかし、

今年はシーガルズや、シルバースターのチアリーダーが

そうだったように、

春シーズン終了後からのトライアウト、

ならびに、秋シーズンからの加入が目立って増えてます。

 

採用の機会を増やしたということであり、

それは、とりもなおさず、

 

春のみでは採用が困難になった。

 

と考えられます。

 

 

この大きな一因が、

私はBリーグの存在だと思うのです。

 

 

比べてください。

 

屋内のアリーナと…

 

 

土砂降りの屋外。

 

紫外線が降り注ぐ炎天下の屋外。

 

 

(くりちあを掲載したことに他意はありませんあせる

 

 

このような、過酷な環境に加えて、

 

サイドラインで振付を覚える曲は…数十曲ビックリマーク

ハーフタイムとクォータータイムにそれぞれ!!

(更にタイムアウト時。)

 

 

基本2曲 + タイムアウト時とハーフタイム時で済む

Bリーグのチアとは、負担が違います。

(Bリーグのチアはチアで負担がありますあせるあせる

 

 

(こうした中で、コンスタントに10人少しを保つ

クリチアは、よく揃えていると思えてきます。)

 

 

さらに、

Bリーグの強豪「千葉ジェッツふなばし」が、

画期的なことを今年から始めましたドンッ

 

 

「専属チアリーダーのプロ契約です。」

 

 

詳細はこちらの記事を参照ください。

チアリーダーとプロ契約 Bリーグ千葉ジェッツの狙い

 

フライトクルーメンバーのうち何人かを、

プロとして雇うのです。

 

 

プロ契約第1号のAyumiさんは…

「チアリーダー = 仕事!を形にできることを証明しなければならない。」

 

 

ジェッツ社長は…

「(チアリーダーを)しっかりマネジメントして価値を出させたい。」

 

これまで、価値はあるのに見出されていなかった

チアリーダーの存在をチームの利益になるようにマネジメントする。

 

数年前には、想像もつかない事態です。

 

 

このように、

 

かつては、

 

「厳しいけれど、チアが大好きドキドキ」に、

支えられてきたXリーグチアリーダーは、

 

社会人になったチアリーダー経験者にとって、

まず、頭に浮かぶ存在から、

 

単なる選択肢の一つになろうとしています。

(言い過ぎたらごめんなさい。)

 

 

つまり…

 

Xリーグのチアリーダーは、

選手や、協会よりも一足早く、

他競技との競争にさらされているのです!!

 

 

 

一方で、

 

先のブログで書いたように、

Xリーグのチアリーダーを経験して、

大舞台であるNFLのチアリーダーへ挑戦する人が、

毎年います!!

 

NFLの日本人チアリーダーも

かなりの数になってます。

 

 

この流れを考えると…

 

 

競技チアもしくは、他のダンス経験

 

   ↓

 

Xリーグのチアリーダー

(もしくは他競技のチア)

 

   ↓

 

NFLチアリーダーへ挑戦

 

 

でしょうか…。

 

 

過酷な環境である

Xリーグのチアリーダーでも、

その先の大舞台への貴重な経験の場として

機能しているということではないでしょうか。

 

 

そのNFLのチームからみて、

Xリーグというのは、どう映るのでしょうはてなマーク

 

極東のセミプロリーグ。

でしょうか…。

 

 

では、

Xリーグのチアリーダーとは、どう映るのでしょうかはてなマーク

一目置かれる存在なのでしょうかはてなマーク

 

こればかりは、経験者の方からお話を聞かないと

解りませんあせる

 

 

しかし…

日本のセミプロリーグのチアリーダーとはいえども、

 

「その代表として選抜された。」

 

これは、経歴として立派なものになりませんかはてなマーク

 

 

 

猫あたまなにを…

 

そう思われますかはてなマーク

 

しかし、本場アメリカで開催される

高校生のチアダンスの世界大会でも

部門優勝を勝ち取っている

(映画『チアダン』で有名になりましたな…。)

日本の競技チアリーディングの実力は、

折り紙つきなわけです。

 

しかし、

本場において、

チアリーディングとは、

競技チアですかはてなマーク

 

NFLのチアリーダーではないでしょうかはてなマーク

 

ならば、

日本においても、同じ競技のチアリーダーが、

ハイレベルなパフォーマンスを見せつける。

 

そうあるべきだし、

そうだからXリーグチア経験者が旅立っていった。

 

NFLチアの多くは、Xリーグのチアの経験者でしょはてなマーク

 

Xリーグのチアリーダーは、

実力があるのです。

 

そして、NFLなど、

アメリカへの夢の大舞台へ人材を供給するという、

その役割は、Xリーグのチアリーダーこそが第一に担うべきなのです。

 

 

 

大演説ですね…。

 

 

(たかだか、ユニフォームの話題なのに。)

 

 

そう単純に片づけたい方は、どうぞお引き取り下さい。

 

 

中年のオッサンが、単純に考えれば、

身体のラインがハッキリ出ている

あのユニフォームだっていいわけです。

 

 

なのに、あれは変えた方がいいじゃないかはてなマーク

 

 

そう思うのは、

日本を代表するアメリカンフットボールのチアリーダーなのに、

トレーニングウェアとも思えるようなユニフォームで、

 

威厳はあるのかはてなマーク

 

NFLチアの担当者が、その画像を見てどう思うのかはてなマーク

 

そのユニフォームは、これからXリーグチアを選択肢に入れる者にとって、

夢を抱かせるものなのかはてなマーク

 

 

 

疑問に感じるからです。

 

 

 

こういう事を書くと、

 

 

「予算の制約。」

 

 

というフレーズが出てきます。

 

ならば…言いたい。

 

 

 

なんで、もっと世に訴えなかったはてなマーク

 

手段はあったろうに…。

 

 

しかし、あのユニフォームには、

単純に変更できない理由もあるようです。

 

「JXB ALL STAR チアリーダー」の件は

継続してとりあげます。