WEC Le Mans24h | FCC-STER

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どうもこんばんは、マダオです₍₍(ง˘ω˘)ว⁾⁾


今年のル・マンは、まさかまさかの終わり方でしたね。


24時間という長いレースで、大半をリードしてきたトヨタの5号車。24時間走るというのは、マシンやクルー、そしてドライバーにとって本当に過酷なものです。私はグランツーリスモというゲームソフトで、耐久レースなどのイベントにも参加したことがありますが、2、3時間走るだけでも集中力がギリギリまで削られます。現実世界ではそれ以上走ることになるだけでなく、Gも発生しますし、ゲームとは異なり、予想外のことが次々に起こります。


だからこそ、24時間走りきるだけでも賞賛されるべきことではあるのですが・・・。


最後の3分間は、魔の3分間でしたね。





レース残り3分というところで、トップはトヨタの5号車。ステアリングを握るのは中嶋選手。そして、その5号車と一騎打ちをしていたのが2号車ポルシェ。レース終盤は30秒程あった差をジワジワ詰めてきていました。


しかし、5号車もなんとか踏ん張って首位をキープし、残すはあと少し。あの時は私もトヨタが優勝するだろうと思っていました。が、まさかのトラブル発生。200km/hほどまでしか速度が出ない状況に。


残り1周でトップが入れ替わり、2号車ポルシェがそのままトップチェッカー。5号車はその後なんとかチェッカーを受けることができましたが、周回にかかった時間が長すぎたためにリタイア扱いになってしまいました。





5号車がリタイア扱いというのは少々納得がいかないのですが、ルールで定められてることですので仕方ないです。しかし、最後の最後でトラブル発生の上に、リタイアというのは相当ショックが大きいでしょうね。


ですが、私はトヨタに「よく頑張った!」という言葉はかけません。残酷ではありますが、これがレースです。24時間のレースのうち、大半をリードしていたとしても、残りの3分間が欠けてしまってはいけないのです。5号車の、残りわずかまでの走りは素晴らしかったのは事実です。しかし、24時間レースとしてみると、負けたことには変わりありません。その点、ポルシェは最後まで5号車を追い続けることができていたからこそ、優勝を掴みとることができました。


24時間レースの最後まで走りきることが出来たかどうかが、トヨタとポルシェの差だったと思います。2号車ポルシェは本当に良い走りをしていましたし、5号車とのレース終盤までの接戦はとても楽しかったです。


トヨタを応援していた方にとっては(自分も応援していましたが)、ポルシェの優勝は純粋におめでとうと言えないかもしれませんね。ですが、私はポルシェに、純粋におめでとうと言わせていただきます。この優勝はポルシェの紛れもない実力なのですから。





トヨタにとってはとても苦い歴史となったことでしょう。しかし、このレースで優勝できるだけの力があることは証明できました。そう、勝てないわけではないのです。だからこそ、来年のル・マンの優勝を目指していただきたいです。


できることなら、またポルシェとの勝負に打ち勝ち、優勝できるといいですねw