捨てられない想い(ニノ)1 | ニノのこと♡少し韓国♡妄想小説♡日々の出来事を綴ったブログ

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今日は彼女の誕生日。


ケーキも料理も用意した。


約束の時間まであと少し…


でもまだ来ない。



電話が鳴った。



――ごめんね今日は行かれない・・・


――なに?また仕事?いったいなんなの?いつも仕事、仕事ってっ!


――ごめん、和也。今日はどうしても外せない接待なんだ。


――今日は何の日か知ってんの!?


――だから、ごめんって。忙しいからまた後でっ

ガチャっ


電話は切れてしまった…


俺の彼女はいわゆるキャリアウーマン。
ガツガツ働くのはいいんだけどさ。
たまに俺は置いてかれる。


年上の可愛い彼女。



どっちかって言うと夢中なのは俺の方かも。



たまにどっちが男か女か分かんなくなる。



ちょっと気の強い彼女。


こうやって、約束もいつもダメになる……事が多い……



今日は彼女の誕生日だったのにな。



俺が料理もケーキも用意した。



この料理誰が食べんだよっ!


俺はラップをして料理を冷蔵庫へしまい、エプロンを外した。



ソファーにゴロンと横になると寝てしまったようだ。



夜中に物音で目が覚めた。



「ごめん、起こしちゃった?」



「ん…どうしたの?仕事は?」



「うん…和也に会いたくて接待終わったらここに帰って来ちゃった。」


こういう所が可愛い。



俺はソファーから起き上がり彼女の側へ行った。

「なんか食べる?」



「大丈夫。ありがと。」


冷蔵庫を開けて彼女が言った。
「これ全部作ってくれたんだ?ごめんね。」



俺は後ろから彼女を抱きしめた。
「うん、俺が作った。」


彼女をクルっと自分の方へ向けてキスをした。


「ねぇ、ケーキ食べる?誕生日のお祝いやる?」



「ホント!?」


冷蔵庫からケーキを出してロウソクに火をつける。


「ロウソク消してよ。」


「うん。」フゥーッと彼女がロウソクに息を吹きかける。

「消したよ。」



「おめでと。」と俺が笑うと彼女もニコッと微笑む。



俺は彼女を抱きしめて言った。



「ねぇ、プレゼントは君で・・・」



「ふふっ、和也、何言ってるの?」


見つめ合うとキスをした。



耳にも。


首筋にも。


こういう時は主導権は俺。


彼女は俺に身を任せるんだ。



次の日―



彼女は朝早く出て行ったようだった。


《今日は早く帰るから和也の手料理たべようね》置き手紙があった。



俺は彼女にメールした。


―今日も待ってるから。約束破んないでよ。


返事はすぐに来た
―今日は大丈夫。和也に会いに夜には行くよ。


俺はメールを見てニヤリと笑った。
俺は彼女に夢中みたいだ。



続く