不器用な恋(翔)3 | ニノのこと♡少し韓国♡妄想小説♡日々の出来事を綴ったブログ

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ー翔の部屋ー


サオリ「ねぇ、アキ達遅くない?」


智「今頃、イチャイチャしてんじゃないの?」


潤「…にしても遅いよな。」


サオリ「私、ちょっと見てくる。」


潤「俺も行く。翔さん意外に不器用だからな…」


智「えっ?みんな行っちゃうの?」


潤「大野さんは、留守番ね。」
と、潤はジャケットを着ながら言った。


智「え~、留守番かよっ」


潤「誰か戻って来た時に誰もいないと困るだろ?」


智「え~!!やだな、留守番…」
智は、つまらなそうにブーッとふてくされた。


潤「いいから、留守番ねっ!!」


智「やっぱ、俺が行くっ!」と言って智は立ち上がった。



潤「ん~、わかったよ。じゃあ智くん行って来て。」
そう言うと潤はジャケットを脱いだ。



智はちょっと嬉しそうに上着を着てサオリと部屋から出て行った。


潤「ったく!智くんは、翔さんの事になると…心配で仕方ないんだな。」潤は可笑しくなってちょっと笑った。





外に出ると智は「翔くん、大丈夫かな。あんなにいろんな事出来るくせに本当、恋愛には不器用なんだよな。」とため息をついた。


「本当に。翔くんもアキも不器用すぎて笑っちゃうよ。」サオリも智の方を見て言った。


「全く、世話の焼ける二人だな。」


「本当…。」


「じゃあ、俺はあっち見てくるから。」


「うん。私はこっち行ってみるね。」

智とサオリは二手に別れて翔とアキを探した。





続く