どっちが好きなの?(ニノversion)最終回 | ニノのこと♡少し韓国♡妄想小説♡日々の出来事を綴ったブログ

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それからしばらくは、カズからも潤くんからも連絡はなかった。 


カズ… 


寂しくて私が死んじゃうよ… 


私は携帯を開いたり閉じたりしていた。 


電話しようか…? 


そんな事を考えながら、携帯を触っていると、突然鳴り出した。 


慌てて出ると、カズだった。 



―俺、死んじゃうよ? 
いいの?ほっときすぎですよ? 


―カズ… 


―玄関、開けてよ。 


―玄関? 


―いいからっ 

私は言われるまま、玄関のドアを開けた。 


カズがニコッと微笑んで立っていた。 


「俺、聞いたよ。」 


「何?」 


「潤くんから…ちゃんと聞いた。全部聞いた。だからもう大丈夫」とニコッと微笑む。 


「うん。」 


「おまえ、そんなに俺の事好きなんだ?」とニヤッと笑った。 


「カズだって。寂しくて死んじゃうって…」 


カズは私をふわっと包み込んだ。 


「当たり前でしょ?俺だって、おまえが大好きなんだからっ」 


「うん。」 


「俺はさ、おまえがいないとダメなのっ会えないと寂しいよ。」 


「うん。」 


カズは私をギュッと抱きしめると、 
「今日は寝かせないから」 
と意地悪そうに言う。 


「バカ…っ」 




カズは私を見つめると、「その唇、耳、髪…全部俺のだから、他の男が触ったら…俺許さないよ?潤くんでも。」 



「カズ、大好きだよ。」私がそういうとちょっと照れたように、 


「そういうのは男が言うのっ」そう言って、私の耳元で囁いた。 



「愛してる」 



私は恥ずかしくて、ふふふっと笑ってしまった。 




「笑うなよ。俺だって恥ずかしい…」 
とカズも真っ赤になって、下を向いた。 


「カズ?私はちゃんとカズだけを見てる。これからも。」 
そう言うとカズは私を見た。 


「ちゃんと、俺だけ見てよ、じゃないと許しませんよ?」そう言って、私にキスをした。 


カズは意地悪そうに、「ベッド行こっか?」 
と耳元で囁く。 




「バカ…っ、行かない…」 



「なんでだよっ?」 




「カズはやらしいなぁ」と私がソファーに座ると、 



「別にベッドの上じゃなくたっていいんだけど?」と私を見つめてきた。 



私が真っ赤になっていると、 
「なぁに、考えてんのかな?いやらしいのはそっちだろ?」とまた意地悪く私に言う。 


「もぅカズっ?」 


「うふふ、おまえって本当、可愛いやつだな。」そう言って、カズは後ろから私を抱きしめた。 


私は抱きしめられたまま、カズの手を自分のほっぺに当てた。 
「あったかい。」 


カズは後ろから私のほっぺに自分のほっぺをくっつけた。 



二人のゆっくりした時間が流れていく。 


これからもずっと。