Only Love(智くん)15 | ニノのこと♡韓国♡妄想小説♡日々の出来事を綴ったブログ

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15

智くんは、何も言わずに私を抱きしめたまま『俺も寂しかったんだ。』
そう言った。

私は何だか胸が締めつけられるようにキュンとした。


真っ暗な寝室にカーテンからうっすらと月の光が入ってきて二人を照らした。


体をゆっくりと離すと目と目が合って自然と唇が重なった。

優しくそっとキスしたあと、彼は私の首筋に唇を落とした。

大きな綺麗な手で私の頬を包むともう一度、唇を重ねてきた。

今度は少し激しく。

その綺麗な手でそっと私の体をなぞる。

少しずつ着ているものをはがされていく。

『大事にしたいんだ。』彼がそう言いながら私の体に優しく触れる。

ゆっくりと私を押し倒すとそのまま深い夜の闇へと落ちていった。

『俺さ…こんな気持ちになったの初めてなんだ。』


そう言って私のすべてを愛してくれた。



隣ですやすやと眠っている彼の体にくっついて私も瞳を閉じた。

こんな気持ちになるなんて思ってもみなかった。

最初の出会いからものすごく長かったような気がする。