滋賀県・・・彦根市
龍潭寺・御朱印・・・慶長5年に井伊直政が遠江から分寺の寺 石田三成の菩提寺
龍潭寺は、現在の滋賀県彦根市古沢町1104にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は弘徳山。本尊は釈迦如来。「だるま寺」や「庭の寺」とも呼ばれております。JR琵琶湖線彦根駅から徒歩で25分。
龍潭寺
枯山水庭園
東庭「蓬莱池泉庭」は池泉鑑賞式庭園
龍潭寺は、1600年に浜松にある井伊氏ゆかりの龍潭寺の分寺であり、池泉庭園 枯山水が有名です。そもそも龍潭寺は天平5年(733)に行基が、遠江の引佐郡に創建された寺で、平安時代中期に井伊共保が寺に埋葬されたのが始まりで、今日まで井伊氏の菩提寺となった。臨済宗妙心寺派となったのは室町末期で井伊直平(井伊氏16代当主で直虎・直政の曾祖父)の時代と伝わる。
慶長5年(1600)に井伊直政が近江国の佐和山城に転封すると、龍潭寺5世の昊天宗建(こうてんそうけん)禅師を遠江から招請(分寺)したそうです。慶長19年1月に改易になった小田原藩主の大久保忠隣は井伊直孝に御預けとなり龍潭寺で暮らしたそうです。
また、龍潭寺は石田三成の菩提寺でもあり、同時には三成に関係する展示品が多数見られる。
寺境内にある石田三成像
石田三成肖像画
京都大徳寺にある三成の墓碑の写真
京都大徳寺三玄院に納骨の三成の頭骨写真
なお、庫裏の一角に遠江の井伊八幡宮から勧請された渭伊大神が鎮座する井伊神社があった。
井伊神社
○わが家のお花
真紅の薔薇
今年も咲いたミニ胡蝶蘭