皆さんは、自分が初めて目にした絵本を覚えていますか?



おやつがほーいどっさりほい
梅田俊作 作
大日本図書
みえちゃんは、おやつの入ったバスケットを片手に、歌いながらピクニック。

すると、おやつ目当てのキツネがついてきました。

美味しいおやつが入っている、みえちゃんのバスケット。

野を越え谷を越え、やっと到着したのは山の上。
「いっただきまーす!」
おやつを食べたキツネは、びっくり!!

それは、おままごとで作った泥のお菓子だったのです…。

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この絵本は、幼児期に絵本を読んでもらう環境になかった私が、唯一聞いた覚えのある絵本です。

作中の歌のリズムは、その当時読んでくれた『誰か』のまま今は私が読んでいます。

読み聞かせの活動をするようになって再会した、この絵本。

今の今まで思い出した事もなかった絵本なのに、表紙を見た途端に誰かが読んでくれた情景が、声が、まるで記憶の蓋を開けるみたいに頭の中に広がりました。

私が読み聞かせで読む絵本も、いつか誰かに、ふと思い出してもらえたら嬉しいですね。

3.4歳位~おすすめ
(読み聞かせにも○)
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