先日の見学での質問
👩「どうやって普通になったんですか?勉強はどうですか、ついていけますか?ルカノアのABAは他のABAと違うんですか?息子さんの他に普通になったお子さんっていますか?」
「まず、「普通になった」は誤解されます。正しくは「普通に見える。学力は得意な数学の偏差値が75」。普通級に行ったお子さんは何人もいますよ」
「普通にこだわると、苦しくなっちゃいますよ。ルカノアな目標は「コミュニケーションが取れる・可愛がられ」を目指します」
息子は2歳4か月のとき、札幌◯◯ろの診療所、◯◯◯こどもクリニック、北海道立◯◯も総合医療・療育センターなど、複数の医療機関を受診しました。
最初の医師から「重度の知的障がいを伴う自閉症。将来は話すことが難しい。親の認識も難しいかもしれない」と診断されました。
診断を受けた瞬間、胸が張り裂けるような思いでした。
「この子は本当に大丈夫だろうか」「私にはどうしてあげられるだろう」そんな不安と悲しみが一気に押し寄せ、涙が止まりませんでした。
診断を受け入れることができず、他の病院も受診しました。
※「◯◯◯こどもクリニック」では医師から「火星人だと思って接して」と言われ、とてもショックを受けました。傷ついた気持ちを抱えながら、担当医の変更をお願いしました。
診断を受け入れることは簡単ではなく、何度も心が折れそうになりました。だからこそ、毎回先入観を持たれないように「受診は初めてです」と伝え、正しい判断をしてもらえる環境を探しました。4名の医師はいずれも北海道で著名な小児精神科医であり、誤診の可能性はほとんどありません。
そのときの私の気持ち
診断を聞いた直後は、希望が見えず、途方に暮れた気持ちでした。「どうして我が子だけ…」と自分を責めたり、「この先どうやって生活していくのか」と未来に不安が押し寄せたり…。
毎日、心の中で涙があふれ、夜も眠れない日々が続きました。
でも、そんなときに支えになったのは、「正しい療育があれば、子どもは力を伸ばせる」という確信でした。
ABAセラピーとの出会いが、私たち親子の希望の光になったのです。
ABAセラピーとの出会い
2歳半から日本式ABAを始めましたが、机上での課題だけでは生活面の困りごとはなかなか改善しませんでした。
そこで3歳のとき、アメリカ在住のBCBA(認定行動分析士) からアメリカ式ABA(ロバース法)を学び、24時間ABA的な関わりを実践しました。
BCBAから定期的にZOOM指導や、年2回の直接アメリカから日本に来て頂き指導を6年間続ける中で、息子の表情は豊かになり、できることが増え、世界に手を伸ばすようになりました。
※一般的に日本で行われているABAは、机上での学習課題に偏りがちです。
4年間の成果
最初は DQ32(重度・精神遅滞) だったのが、4年後には IQ97(標準知能) となり、療育手帳も返還されました。
最新の知能検査では IQ126(北海道大学病院での検査結果) を記録しました。
※今でも生活は全てABA的な関わりをしています。
これは「奇跡」ではありません。ABAは科学であり、正しく取り組めば子どもの力は伸びます。
息子にはABA以外の療育は受けておらず、現在は生活面や学習面で困っていることはありません。
親御さんへ
発達が気になると、親御さんの心は大きく揺れます。
診断を受けるときの胸の痛み、不安、涙――私も同じ思いを経験しました。
どの療育を選ぶか、続けるか迷うことも当然です。どの道を選んでも間違いではありません。
でも、もしABAを選ぶのであれば、経験豊富で信頼できるABAセラピストや優秀なBCBAから学ぶことが大切です。経験不足の指導では、子どもが受け取る成果も変わってしまいます。
家庭でおこなうABAを、6年間息子に対しておこないやり切りました。この経験から、息子におこなって来て素晴らしい結果をだしたルカノアのABAを心から伝えたいです。
ルカノアが大切にしていること
私たちは「普通」を目指すことをゴールにはしていません。
少しずつできることを増やし、暮らしやすい毎日を家族みんなでつくることを大切にしています。
すべてのお子さんが同じ成果を出せるわけではありませんが、環境や関わり方を変えるだけで、子どもが発揮できる力は大きく変わります。
息子から教わったこの経験を、今度は親御さんとお子さんの未来のために活かしていきたいと思っています。
どうか一人で抱え込まず、安心してご相談ください。
一緒に、お子さんの可能性を広げていきましょう。



