息子の場合、ABA(応用行動分析)セラピーを通じて「あ」から発語の練習を始め、ひらがなをすべて言えるようになるまで約1年を要しました。
日本語のひらがなには、大きく分けて以下の7種類があります。これらは文章や会話を構成する上で欠かせない要素です。
ひらがなの分類
• 清音(せいおん): 「あ・い・う・え・お」などの基本となる音。
• 濁音(だくおん): 「が・ぎ・ぐ・げ・ご」など、濁点(゛)が付く音。
• 半濁音(はんだくおん): 「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」など、半濁点(゜)が付く音。
• 拗音(ようおん): 「きゃ・しゅ・ちょ」など、小さい「ゃ・ゅ・ょ」を伴う音。
• 撥音(はつおん): 「ん」の音。他の音と結びついて発音されます。
• 促音(そくおん): 「っ」で表される、音を詰まらせる発音。
• 長音(ちょうおん): 「おかあさん」の「あ」のように、母音を長く伸ばす音。
息子はこれらのひらがなをマスターしましたが、単に音が言えるだけでは、すぐに会話にはつながりませんでした。そのため、その後もABAセラピーを継続し、二語文、三語文、そしてやり取りのある会話へと段階的に学習を進めていきました。
また、2歳で「ルカノア」に来たA君の事例もあります。入会当時は無発語でしたが、現在はABAセラピーを通じて「〇〇ちょうだい」という要求の二語文や、「おはよう」といった挨拶ができるようになりました。名前を尋ねれば「A」と答えられるようにもなりましたが、まだ会話を長く続ける点には課題が残っています。
そこでA君なPECSを導入
PECSの導入をきっかけに、A君の表現力が見違えるほど豊かになりました。
最初は短い単語でのやり取りでしたが、今では「しろい、大きい、わんわん、ください」と、自分の伝えたいイメージを言葉に乗せられるようになっています。
スタッフとのやり取りの最後には「◯◯先生、ありがとう」と笑顔で応えてくれる場面も増え、心の通い合ったコミュニケーションが少しずつ形になっています。
札幌東教室
