今回は一次予選3回戦、芝浦将棋Jr.対HoneyWaffleの一戦を紹介します
初手から以下
▲6八飛 △4二玉 ▲4八玉 △8四歩
▲7六歩 △3二玉▲6六歩 △6二銀
▲7八銀 △1四歩 ▲3八銀 △1五歩
▲5八金左 △3四歩 ▲3六歩 △5四歩
▲4六歩 △7四歩▲3九玉 △8五歩
▲7七角 △5二金右 ▲6七銀 △5三銀
▲2八玉 △6四銀
今回は芝浦将棋が四間飛車に振ったので、HoneyWaffleは居飛車になりました
しかしコンピュータの右銀急戦は初めてみますね
▲5六歩 △7五歩 ▲7八飛 △7六歩
▲同銀 △4二金直
仕掛けてから一手自陣に入れたのが面白いですね
部分的には▲47金が好手なのですが、そうなると左辺が薄くなるので後手としては攻めやすくなります
▲4七銀 △7二飛 ▲6七金 △8六歩
▲同角 △7五歩 ▲8五銀 △8二飛
▲7七桂 △7三桂▲7四銀 △8四飛
▲7三銀成 △同銀 ▲2六桂 △4四角
上手く指しまわして銀桂交換で後手駒得
▲26桂にも△44角が自然ないい手ですね
▲3八飛 △6四銀 ▲3四桂 △4一金
▲3五歩
先手は右辺に手を求めますが、ここで3手一組の好手順があります
△7六歩▲同金 △8六飛!
金をうわずらせてから飛車切りが会心の一撃
▲同歩なら△67角が金の両取りです
▲同金 △6六角 ▲6五歩△5三銀
▲7一飛 △6七角
▲86同金と取りましたが、それでも△67角が好点でした
▲58銀と受ければ△56角成から玉のコビンを狙います
▲3九金 △5七角成 ▲4八金 △同馬
▲同飛 △5七金 ▲5九角 △4八金
▲同角 △7八飛▲3八金 △4九角成
▲6六角 △3六銀
ここまで進めば、私程度でも筋に入ったなと思えますね(笑)
▲4一飛成 △同玉▲4八金打 △4七銀成
▲4九金 △3七歩▲同桂 △6九飛
▲5八角△同飛成 ▲同金 △3八成銀
まで後手勝ち
仕掛けてから一手待つ呼吸が絶品の一局
急戦とはいえ、ただ攻めるだけじゃいけないということですね