引き続き人間対Pona2016の棋譜をみていきます

初手から以下
▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △1四歩
▲1六歩 △4二玉▲6六歩 △8四歩
▲7八飛 △3二銀 ▲4八玉 △8五歩
▲7六飛 △5二金右 ▲6八銀 △6四歩
▲3八銀 △6三金

今回はポナンザ独特の序盤戦術を紹介

ponanza流△6三金!


▲3九玉 △6二銀 ▲6七銀 △3三角
▲5六銀 △5四金

そして腰掛け金!!

人間ではなかなか思い付かない発想ですね


▲7七角 △3一玉 ▲5八金左 △2二玉
▲2八玉 △6三銀▲4六歩 △2四歩
▲3六歩 △2三銀▲2六歩 △3二金
▲9八香

▲98香が疑問手
見方によっては敗着かもしれません
▲37桂とし、25歩や45銀と攻めの姿勢を見せるべきでした

そうでなくとも、先手の形は▲7七角型で角交換を辞さない構えなのに、角筋に備えるのはおかしな一手なんです

そしてここからのponanzaの指し回しが圧巻です


△7二飛 ▲8六歩 △8二飛 ▲8五歩
△同飛▲8六歩打 △8二飛 ▲9六歩
△6五歩

攻めますよをみせて先手に筋の悪い手を強要

それから△65歩!
歩で取ると△77角成で、どちらで取っても味が悪いです


▲同銀 △5五金

なので銀で取ったのですが、△55金が腰掛け金ならでの動きですね


▲7四歩 △同歩 ▲5六歩

勢いとしては▲74同銀としたい

しかし、
△75歩▲同飛△64銀
でしびれますね
他に
△75歩▲同飛△72飛▲73歩
△74銀▲同飛△73飛
とさばく順も場合によってですが有力で、覚えておいて損はないです

▲56歩で天王山の駒が銀なら引くしかないのですが…


△4六金 ▲2七銀 △2五歩▲同歩
△2六歩打 ▲同銀 △3六金
まで後手勝ち

金なので当然ながら前進します

△36金で先手投了となりました
金銀交換は避けようがなく、後手は銀が入れば△87銀と飛車を詰ます手があります

これだけ気持ちよく快勝されますと、腰掛け金をやってみたくなりますね♪


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