NakamuraEmi 七夕の夜のライヴ | 虎パパになって19年目!ひとつひとつが宝物

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30才でパパになって19年目
阪神タイガースとBarで過ごす時間が大好物な右耳難聴者。長男は少年野球、中学軟式野球、高校球児を完走して大学ライフへ。かけがえのない子どもと過ごしてきた時間、大好きな居場所や音楽。大切な想いをこのブログに。

七夕の夜


日中は、新宿三丁目から始まり

つな八で天丼、ユニオンレコードでDuke Ellingtonのレコード、新宿ピットインでジャズのライヴ、そして新宿末廣亭を巡ってきて


夜、やってきたのは表参道


目当てのライヴまで時間があったので、根津美術館から北坂を下ってみる。


南青山の住宅地。

高い塀の向こうから、享楽的な笑い声が聞こえてきたり、古いアパートと真新しいマンションが交互に並んでいたり、レトロなマンションの一階がバーになっていたり。

私と無縁の、都会らしい刹那的な暮らしがあるんだろなぁと思いながら、根津美術館の竹藪の通りを歩く。


南青山と言えば、かつて村上春樹さんや和田誠さんが仕事場にしていた街

そして、ブルーノート東京がある街

それしか縁が無くて、なんだか場違いなところにいる気がして落ち着かないから、ライヴが終わったら、早く家路に着こうと決めている。


今日の最後の目的地

ブルーノート東京

NakamuraEmiさんのライヴ!

「七夕はここで。〜2022〜」





ライヴでNakamuraEmiさんの歌を聴くのは初めて。

念願が叶った。うれしい。


NakamuraEmiさんの作品は、YouTubeでMVを見たのが初めてだった。


YAMABIKO

大人の言うことを聞け

メジャーデビュー

Don't

かかってこいよ

雨のように泣いてやれ

ばけもの


初めてNakamuraEmiさんの歌を聴いた時、耳を持ってかれた。


パワフルで類を見ない直情的な歌声

ラップのようでブルーズのようで

歌詞の中の主人公の、赤裸々な言葉たち

NakamuraEmiにしか描けない言葉たちが、

NakamuraEmiにしか出せないオンリーワンの歌声で迫ってきて、いつまでも耳に残って、何度も何度もMVを見た。


いつかライヴで聴けたらな、と思っていたけど、結局、機会をうかがう間もなくコロナ禍になってしまった。


コロナ禍から少しずつライヴ開催を模索し始めた頃、京都でシンガーソングライターでギタリストのReiとNakamuraEmiさんが配信ライヴをやると知って、それが初めてライヴでNakamuraEmiさんの歌を聴く機会になった。


ReiとNakamuraEmiさんが肩を組んでいる写真がInstagramに上がっていて、とっても楽しそうで、お互いの歌の姿勢とか歌詞の表現の繊細さとかを称えていたのが印象的だった。


ブルーノート東京でNakamuraEmiさんのライヴをやると、ブルーノート東京のTwitterで知った時、あぁ、これは行くしかない、これを逃したらいけないと思ってさっそく予約して、この日は1日、夏休みにしようと決めて、七夕の日を迎えた。


ブルーノート東京



ライヴの歌声

すごくよかった。

今でも耳に声の残響がこだまするような、印象的なライヴだった。


印象的だったうた

"波を待つのさ"

"七夕"


"波を待つのさ"は、この日初めて聴いた曲だった。

NakamuraEmi節がすごく出ていた。

静かに、そして深海の海の怖さを醸すような、深くて熱いブルーズ

この人しか歌えない、NakamuraEmiの歌を聴きたかったから、すごく素敵で震えた。


"七夕"

この日を迎える喜びにあふれていた。

そして、七夕に逢えるかけがえのない幸せのように、この場にみんなに幸せが訪れることを願っていることがとてもよく伝わってきて、幸せな気持ちになった。


こうして、七夕の夜を締めくくった。

偶然と歓びをいただいた、

生きてて良かったって思える1日だった。





ライヴで聴くことができるって、本当に幸せなこと。

9月にある渋公でのReiのライヴ。

楽しみで楽しみで

たまらない。

ありがたい。