大好きな、音楽を聴きながら、走る。

でも、耳に入ってくるのは、
音楽だけ、ではなくて、
自分が地を蹴ってる音、とか、
生々しい風の音、とか、
木々が重なって擦れる音、とか、
公園特有の音が、聞こえてくる。

生い茂る木々の、トンネルを潜るのも、
ものすごく新鮮で、伸びている枝が、
ハイタッチを求めてるようで、
少し、スターになった気分を、味わった。

凄くいい感じで、1日のスタートを切った。と思ったら、もう陽が落ちる。

寂しい。

目に焼き付けたはずの、
駅のホームから見る、
風景。
 
 
けど、
一つの広告が、
欠けたり、変わった瞬間、
それが何かわからなくなる。
 
きちんと焼き付けたはず、なのに。
飽き飽きしてたはず、なのに。
 
 
もう一度、確かめたい、
という欲が生まれる。
 
 
虚しさが募る朝。
 
明日のあたしは、
何を思うのだろう。
この国。

いや、世界中だ。

何処の国でも、毎回、
一人の、私達と同じ人間が、
意見を国の代表として交換し、
自分らの国の代わりに、叫びあっている。

世界規模としては、小さな小さな空間で。

でも、その小さな空間の、
ちょっとした、
言葉の踏み外しや、誤解だけで、
一瞬で、言い争いの規模が、
考えられないほどに、
大きくなることだってある。


そう考えると、かなり、私は、怖い。
代表は、私達と同じ、人間なのに。

まとめてくれる、感謝の気持ちに、
負けないくらいの、不安や恐怖。

怖い、恐ろしい。
窓ガラスに反射する、
何ともいえない私の姿。
 
 
うまく生きれたかな、
そう、振り返る、空間。
藤の香り。
 
何ともいえない、
いい香り。
 
 
華やかで、華やかで。
 
一瞬で、
昔の情景が浮かび上がる。
 
わからない、
だけど、
把握したい。知りたい。
って、いう気持ちで、
心が満たされる。
 
 
不思議だなぁ。
昔に心が惹かれるなんて。
何故だろう。
お菓子の存在を、欲するのは、何故?

いつでも、どこでも、相手になる。
空腹時に助けてくれる、いい味方。

敵もいなさそうで、
いつでも、かまってくれる、
そんな、優しいお方です。

多分、この世界の、誰よりも、
愛されていて、友達で、人気者。

羨ましいなぁ。

喋りたい。遊びたい。一緒にいたい。

色々と欲張りになっちゃうからかなぁ。
人見知り、っていう悪い癖は、
いつから私に付きまとっているのかなぁ。


なるべく、欲張るのは、やめよう。
頑張れ、頑張れ。

遠くから、それしか発せない、申し訳なさ。

きちんと届いているのか、気になる。

いい結果が出れば、
届いていた証なのかなぁ、と、
勝手に解釈して、言い訳にする、私。

結果が出ないと、
力不足だったのを目の当たりにして、
1人だけ、落ち込むのだけれど、ね。


懐かしさを帯びている、思い出。

そこに密かに存在する、寂しさは、
私を隙間なく、素早く包み込んでしまう。

私の逃げ場をなくすなんて。
ただでさえ、気力を無くしてるのに。

なんて、意地悪な寂しさなんだろうか。
私を、御構い無しに、攻め続けるんだ。

ふと、気づいたとき、
もう既に、視界は曇り気味で、
また、弱い自分に出会ってしまった、と、
いつものように、悲しみに暮れる、私。

寂しさの、本来の目的を、
探りだしてみると、
意外と、答えは直ぐに浮かび上がる。

それは、

「寂しさは、
強くならなきゃいけない、っていう、
アドバイスをくれているのかもしれない。

逆に、寂しさに、気づいたときが、
チャンスなのかもしれない。

寂しさって、感じると、苦しいけれど、
寂しさをプラスの視点から見ると、
生き方の転機に、変化するかもしれない。

そんな素敵な可能性も秘めている。」

寂しさって、大切なものかもしれない。


学校を出た瞬間、
鼻先に落ちてきた雨粒を見て、
深く溜息をついた。

幼い頃何処かで、
溜息をついたら、幸せが逃げちゃうんだよ、
って聞いたのを思い出して、
すぐに、思い切り、
周りの空気を吸い込んだけどね。

そういうの、信じちゃうから、
聞いたらやらずにいられない、
そんな幼心が、揺れてる。

御天気さん。元気出して、怒らないで。
泣かないでね。涙枯れちゃうよ。って、
ちっちゃい頃、ずっと空と会話してた。

今も、相変わらずに、会話してる。
明日は、泣かないでね。笑顔咲かしてね。