2020J2第4節 栃木SC VS ジェフユナイテッド千葉 | トラネコの落書き

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サッカーJ2の栃木SCは、本日、アウェーでジェフユナイテッド千葉と対戦しました。

結果は、1-0での勝利です!

今シーズン初の勝利となりました!!

 

対戦相手は監督が今年からユンジョンファンになりました。

このユンジョンファン監督ですが、守備の構築を得意とする監督です。

それに対し、栃木はどう立ち向かうかが見ものでした。

 

栃木は、前半から、シュートを積極的に打ちに行きます。

ただ、枠をとらえるシュートではありません。

点を取れるチャンスはあるのになかなかとれなかったのですが、得点が生まれました。

左SBの瀬川がクロスを上げ、ゴール前中央にいたFW矢野貴章がヘッドで合わせ、これがゴールに吸い込まれ、先制しました。

後半、千葉の方は、なんと、最初から船山と川又を一気に投入してきたのです。

これは、何が何でも点を取るということを意味します。

すると、千葉の方は、チャンスがだんだん増えてきて、栃木としてはヒヤリとするシーンも見られました。

しかし、失点はせず、栃木にも、矢野がクロスに合わせたり、MF明本がフリーでシュートを打てるような、決定機といえるシーンも見られました。

ただ、点は奪うことができなかったのですが、1-0で勝利しました。

 

今日は、まさしく「これが栃木」という試合だったと思います。

しっかりとプレスして守備する。

精度のよいクロスからFWの背の高い選手に合わせる、という選手の個を活かす得点の仕方。

90分間、常に続けるボール奪取。

素晴らしいとしか言いようがありません。

欲を言えば、追加点が欲しかったかな。

チャンスは作れていたり、ゴール前に迫っていることはできているのですから。

 

あと、今日はSBの溝渕が契約上出場不可なので、FWからコンバートされた大島がSBに入りました。

この大島がよい働きをし、FW矢野にいいボールを供給するのです。

また、カバーリングも上手く行い、ボールも奪取できています。

田坂監督のコンバート計画は、うまくいったのかもしれません。

 

さらに、今日は、終了間際、MF山本がJデビューしました。

この山本は、なんと、栃木SCユース出身なのです。

MF明本やMF森といったユース出身者の他に、また1人、ユース出身者がピッチに立ちました(とはいえ、交代直後に試合終了のホイッスルが鳴ってしまったのですが・・・・・)。

ここに来て、ユース出身者の出場が増えてきています。

J1をみると、ユース出身者が活躍しているクラブはありますが、栃木はまだまだ(プリンスリーグにすら参入できていない・・・・・)。

でも、こういう風にユース出身者がピッチに立つことができるということから、栃木の育成も進化していることがうかがえます。

今後も、期待しています。

 

さて、今日は、コロナ明けで初めて観客を入れて行われた試合です。

やっぱり現地で試合を見れるのっていいですね。

アウェーへの遠征は自粛、ということで行けないのですが、今日行くことができたら、楽しかったんだろうな・・・・・

でも、次はホームです。

ボクは行けないのですが、行ける方は精一杯応援してきてください。

 

次節はホーム:グリスタで7月15日の大宮アルディージャ戦です。

2連勝、期待しています。