昨日の栃木SCでは、栃木県さくら市をホームとするご当地アイドル、「さくらピ~ス☆」というグループが来ていて、イベントエリアでステージを披露していました。
これまでも、このようなご当地アイドルは、栃木SCのホームゲームに年に1回ほど来ていたと思います。
実は、栃木県さくら市は、ご当地アイドルを公民館が養成する、というプログラムが存在するのです。
アイドルは、見ている人を楽しませる、いわばエンターテインメント。
暮らしをよくする、だとか、住みやすくなる、とかそういった目的ではない以上、普通に考えれば、民間が行う領域です。
しかし、栃木県さくら市の場合は、公民館が主導となって行う、いわば行政が企画したものです。
行政までもがアイドル養成に乗り出しているのですから、もはやアイドルは広く認められた文化といえるのでしょう。
栃木県さくら市の人口は、4万4848人であり、規模としてはかなり小さいほうです。
そんな小規模の自治体で、上記のような講座が行われたせいか、アイドルグループが何組も誕生しています。
また、アイドルフェスのイベントも行われています。
さらに、昨日栃木SCに出演したさくらピ~ス☆に至っては汐留ロコドル甲子園2017予選を通過した、という実績も持っています。
もはや、さくら市は、アイドルの市ですね。
栃木県は、10年ほど前に、日本で一番影が薄い県、と民放のバラエティー番組で言われてしまいました。
でも、このように、個性をつくり、それを全国各地へPRしていけば、きっと、栃木県や、栃木県内の各市町は、「面白い県」「面白い市町」と全国に認知してもらえるのではないかと思います。
「カワイイ」でさくら市が全国に知られるとよいですね。