大人ぶっていられない夜。 | しーのの「立ち位置あってますか?」

しーのの「立ち位置あってますか?」

 生きていればいろいろあるよね。いや、ありすぎかも…。ひょんなことから自分の立ち位置揺らいでしまいました。さぁどうしよ。

なんだかんだと忙しくしている。 









これからの自分に 何が必要で 何を捨てるのか


そのためにするべきこと…しなくてもいいことを見極めながら


いっぱしの大人として 社会的役割を感じながら日々生きている。












                かといって・・・ 大人ぶっていられない夜もある。















私を慕ってくる人もいるが


出る杭を打ちたがる人・・・


妬み嫉み あからさまに対抗心を燃やしてくる人もいて・・・




                           思い通りにならないことって多い。









                             けっこう こう見えても 私


                             打たれ弱いのですよね・・・。(´_`。)


                             その弱さを自覚しているから
                             

                              仕事中は 絶対に隙を見せない (笑)


                              先手を読むし 自分のやったことへの確認は

                             
                              とことん怠らない。


                            









それでも・・・


そこまでしても やっぱり傷つけられてしまうわけで・・・


だからこそ セーフティーネットとして


そういった負の感情と折り合いをつける術を すっかり身につけているんだよね。


なんといっても 私は40をとうに過ぎた大人の女・・・。


敵と同じ土俵で相撲を取ろうなんて いまさら思わないし


オンナモロ出しで 誰かに泣いて甘えたりなんて 出来るわけがない。


自分の足ですっくと立って ここまでずっと生きてきたんだ。( ̄^ ̄)>”












そう・・・


私の場合は ウィスキーがあればいい。


どんなに コンチクショウと思っても


ひとり グラスを傾けながら 自分に問いかければいいのだ。


己の軸にブレはないか?筋はキチンと通っているのか?


その一点だけで 自分を褒めよう・・・。


それが 大人の女ってものでしょ?











そんな時だ。


自室で勉強していた息子が 飲み物をとりに居間に顔出した。


( ̄  ̄)

「なんか 元気ないじゃん?」







                                   ( ̄ー ̄)

                           「まぁ・・ そんな日もあるよ・・」






( ̄  ̄)

「なに? なんかあった?」








                                    ( ̄ー ̄)

                               「ん~ ・・・・。




                                    歳?・・・かな(笑)」












人間関係のドロドロした話は したくなかった。

くだらない相手のことを話すことによって 自分の時間が削られるのは二次災害だ。

せっかくのウィスキーだって不味くなる。

コチラを心配そうにみつめる息子に やんわりと とぼけて笑ってみせた。










( ̄ー ̄)

「・・・ 。

俺にできることあったら 言ってね」





                                           ( ̄  ̄)
 
                                             「・・・・ 。」








                    お酒のせいか・・・?













この夜の息子は どこか大人びて見えた。








                       【おかしい・・・。

                         なんか みょうにカッコイイじゃないか

                        
                                             (  ̄っ ̄)】











デジャブのように 今年も母の日にカーネーションをくれなかった男だぞ?



(・・。)ゞ

「ゴメン。白いカーネションは 必ずあげるから」





                                o(TωT ) 死んでからじゃなく今くれッ!










まさに


弱り目に祟り目・・・。


ただでさえ気分が落ちているところに 


あの日の悲しい感情までも蘇ってしまった











                                  ━━(゚∀゚)━━━!!!

                              【そうだっ・・・母の日の復讐♡
                                 してほしいことあった! 】











                                    (〃∇〃)
                               「本当に なんでもしてくれる???」









( ̄ー ̄)

「んあ? あ~ できることならいいよ」












                      お酒のせいか・・・?


                  この時 私は自分でもびっくりすることを口走っていた。













                        大人ぶっていられない夜もある・・・。












                           出来るわけがないという『タガ』が外れ 

                             私の中のオンナがひょいと顔出した・・・

                           相手に甘えることが苦手な私の永遠の憧れ

                        
                       











                              (///∇//)

                          「お姫様抱っこして♡」









(  ̄Д ̄)











自分の股の間から 絞り出すようにして産んだ息子は いわば分身だ。

なにを恥ずかしがることなどあるだろうか。

私は 堂々と要求した。

そのあまりにも堂々とした態度からか 息子は

( ̄  ̄)

「おk」と じつにサバサバと

 そして軽々と 抱きあげてくれた。







                                 (* ̄  ̄*)

                             思ったね…。
                        
                             自分 紛れもなく女っす。

                             肉体的無力感ハンパないっす。

                             心の奥のほうのこそばゆい喜びと

                             けれど まるで自分で自分を抱きしめているような

                             不思議な感覚。

                             きっと コレを異性の第三者にやられたら

                             間違いなくメロメロにこころ溶けるだろう。





                             妄想が始まりだしたので

                             そそくさと降ろしてもらって

                             息子に礼を言った。

                             間違いなく 一瞬でテンションは上がったのだ。



 

                                   (*v.v)。

                              「ありがとね♡ おかげで
                                   
                                  すっかり元気になったよ」

                             



( ̄ー ̄)

「良かった。

俺も 参考になったし」







                                   (*^.^*)
                                「そうだね。

                                 いつの日か 彼女にやってあげると

                                 絶対喜ばれるよ♪」












( ̄  ̄)

「いや

介護のイメージできたから・・・

今以上は 太らないでね ♡」












                                   (T▽T;)介護って・・・






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