滋賀の琵琶湖の上、湖北地方にあるリゾート施設、ホテルデュラク内にあるレストラン、湖北キュイジーヌを体験できるSOWERさんに初訪問ウインク


仲良しシェフや友人たちからの評判も良いようで現在のフランス人シェフが今年中で御辞めになるそうでその前にとオススメされていましたので計画をしいざお邪魔することに。


週末はランチ営業もしており、日帰りで可能ですので私運転で向かいました。


12:30一斉スタートに向けよ余裕を持って出発♪


少し余裕をもって到着し待ち合い室なるロビーにてウエルカムドリンクを戴きました。

私は運転があるのでノンアルのカモミールとエルダーフラワーのトニック割りを戴きました。


時間になりオープンカウンターキッチンに案内され着席。

シェフから挨拶にみえます。

東京のイヌアのスーシェフもしてみえた実力派でもあるお方。


ドリンクを頼み食事のスタートです。


それではSOWERさんを味わいましょう♪




この日のメニュー




◯塩漬けはっさくソーダ

はっさくの香りと甘苦味のスパークリングで爽やか


☆Shijimi Clam, Chinese Cabbage, Spinach しじみ、白菜、ほうれんそう


しじみの身、焦がし白菜ピュレ、ほうれん草ピュレとで戴く旨味あるしじみのビスクからのスタート。


クリーミーなしじみの泡から旨味&香りの出汁パワーをダイレクトに感じ追って焦がし白菜の旨酸っぱさが決めと手とキレとなりほうれん草の青味が更に味わいをしめるクリーミーなしじみ出汁を味わうための一品に仕立ててあり印象でよいスタートがきれました。


合わせたはっさくソーダの甘苦味が後味をすっきりさせてくれました。





◯ギシリ茶 様々なお豆とよもぎ たまり ダージリン

香ばしく麦茶のような香りがし、醤油の酸味と塩気がほんのり余韻に残るお茶。



☆Shiitake, Dried Duck Ham, Lemon 椎茸、鴨のハム、檸檬


炭焼き椎茸に鴨ハムを削ったもの、 レモンゼストを乗せた椎茸を出汁ごと味わう一品。


椎茸の香りと旨味にバターの濃くや鴨ハムの旨味が加わりよりふくよかな味わいに。

合わせたギシリ茶と合わせると口内で甘みが増す味わいに変化しましたし香りの要素的にも合ったと感じます。





◯ライチ 煎茶 金木犀ビネガー 甘酒


金木犀、ライチと甘酒の香りに甘みがあり煎茶の苦みがキレになるお茶


☆Crispy Moroko, Bitter Herbs, Ginger モロコ、ハーブ、生姜


モロコのかき揚げをハーブパウダーとジンジャーピクルスで戴く揚げ物の一品。


ザクザククリスピーな衣にふわっとした食感のモロコの旨苦みにハーブの爽やかさ、生姜ピクルスの酸味のアクセントが口内をさっぱりさせてくれ、合わせたライチ茶が余韻を華やかかつすっきりさせてくれました。





☆スペルト小麦カンパ


クラストはガリッとクラムはもっちり引きがあり単体でも小麦の味わいと酸味のあるカンパでソースを拭うにも合う美味しいパン。 

酸味があるのでクリーミーな鮒ずしソースにあいまくりました。


◯にごり酒 からす山椒 水 甘酒 アルコールを抜いた乾燥させた酒


山椒の青い香りに米の旨甘みあるすっきりしたドリンク


☆Salt Baked Turnip, Amago Roe, Funazushi 

蕪の塩釜焼、アマゴの卵、鮒ずし


塩蕪スライスとをアマゴの卵、鮒ずしパウダーと三つ葉、レモンを合わせたクリーミーなソースで戴く蕪を味わう一品。


旨じょっぱく酸のキレもあるソースが決め手となり蕪の甘みとマッチングします。

卵のプチプチ感と塩苦みもアクセントに。


合わせたにごり酒の旨甘みがよりこの一品の輪郭が増しふくよかな味わいにしてくれました。





◯柿の葉 大豆


柿独特な甘い香りと葉由来の苦みに仄かな旨味が後をひく微微微発泡ドリンク。



☆Buri,Chrysanthemum,EggYolk,Nanohana

鰤、春菊、卵黄、菜花


敦賀の藁焼き鰤をロースト菜の花、卵黄と春菊ソースで戴くお魚の一品。


藁の香りと鰤本来の旨味と仄かな酸味ある鰤は単体でも美味しく、追って春菊ソースの爽やかで苦酸っぱいソースが決め手となり、更に卵黄ソースの甘旨味が円やかさと濃くを醸しふくよかでキレある味わいとなり口内で纏まりました。

ロースト菜の花の青味のアクセントもよき。

合わせた柿の葉ドリンクと合わせると甘苦みが鰤の脂をきってくれましたね。

卵黄ソースの甘さと濃くは味醂由来とのことでした。





◯赤ワインドライ 桑の実 ダージリン 

紫蘇っぽい香りに仄かな苦みの余韻が心地よいドリンクで好み


☆Wild Deer, Sunchoke, Kale 

野生の鹿、菊芋、黒キャベツ


福井の鹿ローストとそのソーセージカーボロネロ巻きを菊芋ローストと共に戴くメインの一品。

塩は福井の塩とのこと。


鹿ローストはしっとりジューシーで旨味と香りのパワーもあり塩のみでシンプルに美味しく、ソーセージはきめ細かで旨しょっぱく、玉ねぎとカーボロネロのバターソテーの旨味苦みと合わさり相性◎


菊芋ローストガルニがシャクほっくり甘く単体でもパワーある美味しさでした。


合わせた桑の実ドリンクの酸味と爽やかさがキレにもなりましたね。

鹿を二種の調理で戴け2度の満足感あるメインとしてこの日一印象でした。





◯ドクダミと番茶 ヒノキ 白ワインドライ はっさく塩漬け


キノコっぽい香りにお茶の苦味とはっさくの甘酸っぱさ、塩気が合わさったお茶。



☆Maitake Rice

☆舞茸のご飯


命のいちを使った生舞茸とドライ舞茸の入るシンプルなご飯。


舞茸の香りと旨味にお米の甘みが合わさったシンプルなご飯で美味。

舞茸スープと合わせてお茶漬けとして戴くも◎

初めご飯のみで戴くと油の旨味を米がコーティングされたように感じたのでお聞きしたらドライ舞茸自体に油分がすくまれているとのとで一緒に炊かれた時に馴染んだということですね。


舞茸スープの香りと旨味パワーが半端なく昆布出汁も足しているかのような味わいで印象♪


合わせたドクダミ&番茶と合わせると甘酸っぱさがキレとなりお漬けものと戴くような感覚になりさっぱりしました。





◯白茶 ドライ日本茶 金木犀ビネガー はっさく塩漬け


華やかで爽やかな香りあり甘酸っぱ苦味の余韻があとをひくドリンク。


☆Carrot and Kokabu Cheese

にんじんと古株チーズ


人参シートとジュースをかけたソフトケーキ&チーズのデセール。


一言で言えば甘じょっぱいチーズケーキに人参ソースをかけたデザートですね。

合わせた白茶の酸味と苦味が後味をさっぱりさせてくれましたがしめのデセールにしては今までの御料理の流れからして味気の無さを感じたのも事実ですのでもう少し工夫があると良かったと思います。


☆オリジナルハーブティー

☆番茶クッキー


レモンバーベナ香る爽やかなハーブティーで美味。

サックサクの番茶クッキーが美味しく販売してほしいと思いました(笑)





初訪問のSOWERさん😌😌😌


遥々滋賀までプチトリップランチに行きましたが結果的にとても良かったです。


滋賀、その近辺の食材をふんだんにに使い地産地消の概念なる御料理が戴けるリゾート地の中にあるレストランとしてうまく纏まっていると感じました。


少しレヴォさんに近いニアンスを感じたのも事実でスタッフがとても多く一人一人が自分のポジションの仕事をスムーズにこなし、チームワークの素晴らしさも食事をしていて感じましたし接客も誰もが笑顔で明るく丁寧でいきいきとしたイメージでしたのでとても居心地良く過ごすことができました。


御料理は一品の主役の食材を引き立てる組み合わせや調味が成されており余計なパーツや無駄のない味わいに纏まっていたと感じます。


そしてお聞きしてびっくりしたのが和の調味料である醤油やお味噌を多様されていますが、シェフがご自身で作られているとのこと。

そしてその調味料の味わいや香りが決して一皿の中に面にでることなくさり気なく使われ調味されていたことにもセンスを感じましたね。


基本フレンチよりのベースですがやはり独創的発想からなるイノベイティブな御料理コースが戴けた印象です😌😌😌


また私は運転があったのでノンアルコールペアリングをお願いしましたが、スタッフ方が試行錯誤し一皿に合うペアリングを独自配合で作られていることも感心がもて御料理にも寄り添ってくれたことも良かったと感じます。


卓のテーマパークに行く気分でまた季節を変えて食の体験を楽しみにお邪魔したいと思います。


ごちそうさまでした✨😌✨