智潤♀️のお話です。
女体化苦手な方は回れ右!
RENTAL SUGAR
「えっぐ、ううっえぐえぐ・・・っ」
「ごめんごめん。だいじょうぶ。もう大丈夫だから、な?」
「うぇぇんっ」
「ははははは!」
「わら゛いごどじゃない゛ぃっ!!!」
「ごめんって。かぁわいいなぁ潤」
「がわ゛い゛ぐない゛いいっっ」
ボロボロ泣いて折角バッチリキメたメイクもボロボロ
絶対クマみたいに真っ黒になってるし涙だって真っ黒だよっ
こんなぶっさいくな顔見られたくないのに大野さんは
ハンカチを私の頬にあてながら「かわいいかわいい」って連呼する
あんまり言うと本気に受け取っちゃいますよ!
「お゛いがげでぐるのはな゛しでしょぉお゛っ!!」
「そうだなぁ、あれは多すぎるよなぁ」
入ったトイレでなんでか花子さんじゃなくて口裂け女に常套句を囁かれて逃げたのも
途中で壺に手を突っ込んで出口の鍵を取らなきゃいけないミッションで大野さんが手を掴まれたのも
かわいいもんだったんだなって思えるくらい最後のはヒドかった
出口から出て終わった!って思ってたのに
出た先の池のある庭であちこちからゾンビみたいにいっぱいっ
いっぱい・・っ!!!
思いだしただけでゾワゾワするっっ
背後本当にだめなんだって!
追いかけられるのも本当にダメ!!
「こわ゛が、っごわかっだよぉおおっ」
「そうだな、怖いな」
「ぅ゛ううっ」
抱き締められて頭を撫でられて頬をスリスリされる
スリスリ・・?
えっと・・・
まって
それはさすがにレンタルの範疇を超えるんじゃ・・・・?
嬉しいし、安心するけど
いいのかな?
あーでも
指摘したらやめちゃうよね
ヤだから黙っとこうかな・・ズルいかな・・?
大野さんから触ってくれてるからいいかなって
どさくさに紛れて私からもぎゅっと抱き着いてみた
・・・あれ・・・
なんかちょっと違和感
なんだろう
この、ちょっと間違ってる感覚・・?
こないだ助けてくれた時にはあんなに安心して”この人だ”って思ったのに
なんだか今はモヤッとする
ちょっとだけ大野さんから離れて、脇腹辺りから回していた腕を引き抜いた
キョトンとしてる大野さんを無視して腕を上げて
首の方へ腕を回して抱き着いてみる
・・ああ、うん
こうだ
これだ
すごくしっくりくる・・!
なんか嬉しくなって甘えるように鼻先を首に埋めて体を寄せたら
大野さんがちょんちょんと肩を叩いてきた
「はい?」
「あんま可愛いとチューするぞ」
「は・・チュっ!」
チュウッ!?・・っ///////
ボンッ!と顔が熱くなる
イタズラっぽく言う大野さんからバッて思わず距離取っちゃったら
「残念」
だって/////
うわ・・・これそういう雰囲気作りだってわかっててもドキドキしちゃう
これやっぱりやっちゃう?やっちゃう??
告白だけじゃなくて
ニノが勧めてくれたように・・観覧車で・・・っきゃぁあっ/////
「落ち着いたら潤の好きなとこ回ろうな」
「あ、あのっ、その前にメイク直していいですか!?」
「おぉ、おっけ~」
ヒラヒラ手を振る大野さんからダッシュで離れて
急いで可愛い自分を取り戻すためにトイレに駆け込んだ
(つづく)