智潤♀️のお話です。

女体化苦手な方は回れ右!

(sugar14を間違えて先にあげちゃったから13と14の間の話です💦

28日更新の時に順番直しまぁす!)しました!

 

 

 

 RENTAL BABE

 

 

 

 

強く引っ張り過ぎてたからか蹲った潤の足を見れば足首が微かに赤みを帯びてた

後々腫れそうな気配

夢中で腕を引いたからそこまで気が回らなかった

 

 

「ちょっと失礼しますね」

 

「へっ?きゃあ!」

 

 

背中と膝裏に腕を入れて自分に引き寄せるとグンッと力を込めて立ち上がる

ビックリしたのかピシッと固まった体が強張ってて内心で「ごめんね」なんて謝った

縮こまった両手が胸で祈るように組まれていて

前に同じことをした時は密着するように肩に腕を回していたのにとつい比較してなんとも言えない気持ちになる

 

しょうがねぇって分かってて比べる事に少し、罪悪感

 

それを振り払うように口を引き結んで意識を後ろに向けた

 

 

「ああああのっ」

 

「湿布は家にあります?」

 

「あっ、はい、たしか」

 

「じゃあ早く帰りましょうか。ちょっと急ぎますね」

 

「わぁっ」

 

 

抱き上げた潤の柔らかな体を、その甘い香りをなるべく意識しないようにして落とさないように気を付けつつ

家に帰るまで背中に突き刺さる不快感に潤が気付かない事を祈る

 

てか向こうはこっちに気付かれてねぇとでも思ってんのかな、マジで

あんなにバレバレな感情をこっちに向けておいて・・どうかしてる

こっちを殺さんばかりの憎悪と嫉妬

おれに向けられていた勘違いと盲目の愛の反転

 

頭の痛い事実に頭ん中を巡るのは翔くんの言葉だった

 

 

『もしかしたら知らないだけかもよ』

 

 

たぶんビンゴだぜ翔くん
 

潤が入院していた病院は警察関係者が多く出入りする警戒の厳しい病院だったから知っていたとしても中までは入ってこれない

けど退院した昨日になんのアクションもなかったってことは入院先は気付かれてなかったはずだ

だから今日もジムには無事にたどり着けていた。潤の家を知らないから

 

この期間はおれもあんま出歩くなってほぼ潤の家にいたし翔くんの送迎付きだったし

おれの姿も見えなくなったから、潤を落とした歩道橋の周囲で彼女の生活圏でも調べてたのかもしんねぇな・・・・

 

考えれば考える程腹が立ってスーパーで店内を回ってる途中から刺さってた視線にどんどん神経が尖ってく

潤を危険に晒すリスクを分かったつもりでいた

早く彼女を解放するためには賭けに出るしかないって翔くんと話して決めたのに実際に目にするとかなりキツい

 

一応、病院でも家でも警察官である翔くんの部下がついててくれてっけど

やっぱ家の中まで感知できねぇってのは不安なんだよな

その分おれが傍に居ればいいと思ってたけど・・・・おれの記憶のない潤の家に泊まり込めねぇし

 

さて、どうしたもんか・・・・・はぁ

 

 

「・・・あの、重いですよね・・私、自分で歩くんで、下ろしてもらっても」

 

「僕がこうしたいんです。ダメですか?」

 

「だめ・・では、ないです、はい」

 

 

いけねぇ、ため息を勘違いさせちった

あんま気ぃ遣わせないようにしねぇと。急ご

困った様子の潤をなるべく見ないようにしながら足早に潤の家を目指す

 

こうまで煽ってんだから、さっさと正体を現してくれよ

 

 

 

(つづく)