ブログを読んで頂きありがとうございます。

更新頻度は以前と比べて減りますが、週1ペースで投稿出来ればと思います。

また最近寒くなってきたので体調にはお気を付けて下さい。

 

今日紹介する本は、、、

 

題名:ぼくたちが選べなかった事を、選びなおすために。

著者:幡野 広志

発行者:千葉 均

発売日:2019年5月27日

 

 

癌になり余命宣告された著者、幡野 広志さん。

そしてカメラマンでもある幡野さん。

 

「あなたは今死んでも後悔はありませんか?」

 

著者にそう問われていると感じる本でした。

幡野さんはこう言っておられます。

 

「今死んでも幸せな人生だったと自信を持って言える」

 

なぜこの言葉を口に出して言えるのか。それは自分で全てを選択してきたからです。

人に流されずに人生を自分で取捨選択してきたからこそ、この言葉が出てきたからだと思います。

 

親に言われたからこっちにした。みんなこっちだからこっちにした。

まさに自分がその正反対。自分で選択出来てないのが現状でした。

自分に無いものがある人はやっぱり羨ましい。これから変えていきたいと改めて感じました。

 

ですが、幡野さんはとても家族思いでとても優しい方というのも印象に残っています。

癌になって残り3年の命。子供・妻に何か残そうと写真を撮る幡野さん。

子供が大人になってから、どうゆう人だったのか形として残さないと忘れてしまうからカメラを撮る。

子供の為に続けるところが印象に残っています。

 

そして、旅に出る。。。

癌患者やその家族、自殺願望のある方々に取材を重ね、色々な負の感情を目の当たりにされたと思います。

 

「弱い立場に置かれた人間を苦しめるのはいつも、身近にいる人間だ」

 

身近に当たるのは各個人違います。ですが1番最初に思いつくのはやはり親の存在かと思います。

色々な家庭事情があります。それを改めて再認識できた気がします。

私はありがたい事に家族構成については不満は無く感謝しかありません。

この当たり前の日常に感謝したいと思っております。

 

この本を通じて沢山のことを考えるきっかけとなりました。

今、子育てをされている方。家族事情に悩む方。色々な方々にお勧めしたい本です。

是非、読んでみてください。

 

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