※ほんのりネタバレありです。
何も知りたくないって方は読まない方がいいかも
私が今一番ハマっているドラマ、山河令。
このドラマ、私にとってはとても深くてですね、めっちゃ語りたいけど、何から語れば良いのかよくわからなくてずっと悩んでました。
でも、なんとなく一番感銘を受けたポイントを炙り出せた気がします。
それを記事のタイトルにしてみました。
このドラマは、ブロマンスというジャンルで、男性二人が主役なんですよね。
以下公式のイントロダクションより
「余命三年の元暗殺組織の首領と謎の男とが出会い、一夜にして無敵になれると言われる武庫の鍵「琉璃甲」をめぐる壮大な争いに巻き込まれていく。」
うん、これだけだと、なんのこっちゃって感じですけど。
元暗殺組織の首領=周子舒(以下、阿絮)
謎の男=温客行(以下、老温)
の二人が主役です。
で、二人とも、これまでの人生悪いことたくさんして来てるんですよね。
阿絮は、大切にしてきたものを全部失って、余命を縮めてでも自由になって、放浪して生きていくって決めていて、
老温は、長年の恨みを果たすために緻密に策略を練り、実行中。
共通点は、全てを失った、もしくは全てを(命さえも)失ってもいいと思ってるところでしょうか。
そんな2人が出会い、まずは老温がオセオセで阿絮に付きまとう。最初はウザがっていた阿絮だけど、何度か「生死を共にする」(※これ、ブロマンスのキーワード?)うちに、老温の正体はわからないものの、
「俺はお前を信じる」
と決めて伝えるんですよね。
ここからの信じっぷりが本当にすごい。
まず、信じるって伝える時もかっこいいんですヨォォ
「孤勇とは…不可能と知りつつ挑み、人心は測れないが、敢えて信用する。自分ができないことを相手には求めない、だから、先手を打とう、
俺はお前を信じる」
って肩をグーパンチ。
っかーーー
っっっかっこいいっっ
その後も阿絮は、老温が何者なのかを探ろうとしたり、老温の考えを探ろうとしたりして、質問したりもするんですけど、基本的に、それは疑っているわけではなく、「聞かないと協力できない、知らないと助けられない」と思ってるからなんですよね。
そう、またその話かよって感じですけど、私も、夫のことはそれくらいの勢いで信じて、あれくらいの態度で示さないといけないなって、思いましたね。
喧嘩した時も、少し距離を置いて、お互いのピンチは助け合うんですよ。
時には父のように厳しく、時には母のように包容力に溢れ、命をかけて老温を守るその姿に、そりゃ、恋に落ちますよ!!
例え老温の正体がわかったとしても、その肩書が世間を敵に回すものだとしても、それまで一緒に過ごしてきた日々を信じるんですよね。
最初はあんなに投げやりだったのに、最初はあんなにウザそうだったのに、色々なことを乗り越えて、大切な人と生きたいと思えるなんて、なんて尊いんでしょう😭
自暴自棄になって全てを敵に回して対峙する(ように見える)老温の元に、チューするんじゃないかって距離感で歩み寄り「もうやめろ」って笑顔で言うとこなんて、もう私よくわかんないけど、何かやめたくなったし、
老温が敵とみなしている相手を攻撃しようとしたのを阿絮が止めようとした時に、老温が「なぜあいつを守る?」って怒った時も
「お前を守っている!!」
って言った時なんか、もう、キュン死するかと思いましたね。
わたし守られてる??
まぁ、それらのあまりにカッコよすぎる行動を、あまりにカッコよすぎるイケメンがやるわけですから、たまんないですよねーーー
また、ワイヤーアクションがいちいちカッコいいわけですよ。最初は「え、空飛べんの?」って一瞬戸惑ったりもしますが、すぐに慣れます!笑
はー♡
阿絮の人を信じることについてだけで長くなってしまいました。
明日は老温の、執着を手放すことについて書きたいと思います。
多分、阿絮より老温の方がめっちゃ複雑なんですよ、人として。だから、よく練りたいと思います。