時間制限の導入について
麻雀には(公式ルールが存在せず、ほとんどのローカルルールにおいて)時間に関するルールの欠陥が存在します。
それは主に『副露の優先順位』と『個人の持ち時間』の2つで、どちらにも明確な基準は存在しません。(だからトラブルも多い)
さらに、このルールの欠陥はマナーによる対処しかなされておらず、問題の根本部分が解決することもありません。
※ルール違反でない行為をマナーで制限することはそれ自体がマナー違反(場合によってはルール違反)だし、規定が存在しない部分のトラブルは(第三者の審判がいたところで)公平に裁定しようがない。
このような現状に対して、『時間制限の導入(その規定と運用)』を提案してみたいと思います。
【規定】
・『待機時間→持ち時間』の2段階の時間制限
⇒待機時間は2~5秒、持ち時間は5~20秒くらいか?
・待機時間
⇒打牌完了から待機時間が開始。
⇒この時間は発声(チー、ポン、カン、ロン)のみ可能で、下家は牌をツモることができない。
⇒この時間の発声は全て同時とみなし、『チー<ポン、カン<ロン』で優先される。
⇒規定時間が経過すると自動で次のプレイヤー(発声した人または発声がなければ下家)の持ち時間に移行する。
・持ち時間
⇒持ち時間内に牌をツモって(副露を完成させて)打牌を完了させなければならない。
⇒リーチも持ち時間内に完了させなければならない。(リーチ棒の両替は後回しになっても構わない)
⇒持ち時間内ならチーができる。(ポン、カン、ロンはできず、持ち時間移行まで待てば発声が重複しない)
⇒打牌が完了したらタイマーリセットで再び待機時間に入る。
⇒カン(暗槓、加槓、大明槓)の発声でもタイマーリセットとなる。(槍槓ロンはこの待機時間のみ)
・反則
⇒待機時間内に下家がツモ牌に触れる。(先ヅモ防止にもつながる)
⇒待機時間が過ぎてからポン、カン(大明槓)、ロンの発声をする。
⇒持ち時間内に打牌を完了させられない。
【運用】
・タイマーについて
⇒タイマーの時計は1つ。(副露でプレイヤーの順番が飛ぶので、時計4つでは管理が難しい)
⇒『待機時間→持ち時間』の2段階カウント機能、(文字表示や光や音で)カウントダウンを知らせる機能などが必要。
⇒専用のタイマーまたはアプリが必要か?(例えば13秒のカウントダウンで、その内の3秒を待機時間とすれば既存のタイマーでも?)
・タイマーのリセット
⇒タイマーを卓の中央に配置して、打牌完了(カンの発声)したプレイヤーがタイマーをリセットする。
⇒プレイヤーとは別にタイマー係がいれば、その人が代わりにリセットしても構わない。
・その他
⇒対局の目的に合わせて時間設定を行う。(特に目的もないなら持ち時間は長めでも?)
⇒『待機時間→持ち時間→長考』の3段階カウントにして、1局につきN回まで長考可能にするとか?
⇒対局時間のバラつきをなくすのが目的なら、時間制限よりも連荘なし等の方が有効。
とりあえず叩き台としてはこんな感じでしょうか。
別に全ての麻雀に時間制限を導入するのが目的ではありませんが、競技としての麻雀にルールの欠陥があるのは問題ですし、(タイマーで厳密に計らなくても)これが時間に関する麻雀全体の基準になれば良いと思います。(公式ルールの制定は無理でも、時間制限で打つ様子が映像等で広まればそれでも十分)