賭け麻雀の是非9
前回は雀荘業界が取り得る手段についてと、統括組織が存在しない為に現状維持以外の選択ができないということを書きました。
ここで、『賭け麻雀の是非1 』でも触れた津田岳宏 氏の賭け麻雀関係の主張についてまとめてみたいと思います。
・賭博罪は不当な法律で麻雀は不当な扱いを受けている。
・低レートフリーは健全であり、深夜営業は採算の問題からもしょうがない。
・世間の風当たりが強い間は目立つことは避けておとなしく営業していく。
・麻雀の健全なイメージを広くアピールして賭け麻雀の合法化を目指す。
上の2つについては、(これまで散々言ってきたので)その間違いについての説明は不要ですよね?
下の2つについては、まさに『現状維持』の活動方針そのものです。
『目立つことを避けたおとなしい営業』に関して、これは現状維持と言うよりもただの現実逃避であり、何ら問題の解決にはなっていません。
また、『健全なイメージのアピール』に関して、『健全』という言葉には『低レート』と『ノーレートの麻雀もある』の2つの概念が存在すると思います。
『低レート=健全』とした場合には、雀荘が摘発される理由はレートではなく違法な営業法ですので、これはまったく的外れなアピールと言えます。
『ノーレートの麻雀もある=健全』とした場合も、いくらノーレートのアピールをしたところで賭け麻雀を排除することはできないし(客も業界もそれは望んでいない)、そもそもノーレートをアピールして賭け麻雀の合法化を目指すという発想が的外れです。
この場合の本当の意味での健全というのは、『雀荘の摘発に巻き込まれる心配なく遊技できる(店内でトラブルが起きた場合でも適切な対応が取られる)』ということであるべきです。
現時点での津田氏というのは、ある意味で(『賭け麻雀の是非3 』でも書いた)雀荘業界の嘘の象徴のような存在になってしまっているのではないかと思います。
別に弁護士は慈善事業ではありませんから、『業界の嘘に説得力を与える代わりに、賭け麻雀の専門家というイメージと業界からの依頼を得る』というギブアンドテイクの関係があることは容易に推測できます。
しかし、それを津田氏が積極的に先導しているとまでは思いません。(それはブログの文章からもうかがえる。)
ただ、どうせ嘘をつくのなら(パチンコの三店方式とまでは言いませんが)雀荘業界の未来にとって有益な嘘を具体的に模索していきませんか?
これが(『賭け麻雀の是非1 』で書いた)僕が津田氏に『本当に聞きたい核心部分』です。
賭け麻雀の是非は一応ここまでにしたいと思います。
雀荘業界の今後に関する具体案については、また別の機会にに書きたいと思います。
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