初詣の約束をしたものの
お酒も抜けた次の日の14:00頃
私は宿酔した身体を起こしながら我に帰った
(ああ、なんてことを言ったのだろう私は)
(客に本気で恋とかどうかしてる)
〜♬
『もしもし?みれいちゃん?今日なんだけど元々友達と約束しててそいつも連れてっていい?いい奴だから!』
(そして、2人じゃないのね…)
『全然いいよ!昨日はありがとう!△△時に⬜︎⬜︎で!』
交わした会話はそれだけで終わった
そこから待ち合わせの時間まで私は準備を
しながらいつも以上に色んなことを考えた
(脈アリだったら、普通友達連れてこないよな〜)
(一目惚れ片想い一目惚れ片想い一目惚れ片想い?)
私の中で片思い、いや、恋愛をする事が
面倒になっていたのだ
恋愛の駆け引き
知らない人と1から向き合う事
誰かの為に何かをする事
期待する前に傷付く前に
何も始めなければ傷つくことはない
私はこの5年の恋愛ブランクを経て
恋愛をする事にも億劫になっていたのだ
現状維持
そいつをずっと行なってきたのだ。
でも今までと違う感情になったのは
(貴方に会えるならいい)
ただそれだけで私は待ち合わせ場所に向かっていた
今思えば、この時から私は貴方のことで頭がいっぱい
だったのだ。
貴方のことを考えるとワクワクして
どんな人なんだろう?
好きな食べ物はなんだろう?
職場はどこまで通ってるのだろう?
生まれは?誕生日は?
今何をしているのだろうとか
想えばキリがなく、私はそれを恋と分からず
ただ貴方に会いたいという気持ちだけだったのだ
あの待ち合わせ場所に貴方が現れた時
私の心臓はもう破けてもおかしくない程に
音を立てていて
貴方に夢中になりかけていたのだった
いや
もう
夢中でした
