先日見た映画《桜色の風が咲く》の中で紹介されていた詩に、私が占星術を使って一番伝えたいことが全部書いてあった🥲✨

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【生命は】〜吉野弘〜
 
生命は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花も
めしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命は
その中に欠如を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ
世界は多分
他者との総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思うことさえも許されている間柄
そのように
世界がゆるやかに構成されているのは
なぜ?
 
花が咲いている
すぐ近くまで
虻の姿をした他者が
光をまとって飛んできている
 
私も あるとき
誰かのための虻だったろう
 
あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない

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私たちは一人で完結しないように、
わざわざ「欠け」を持って生まれてきたんだよね。

「ない」が「ある」地球にいるんだもんね♡