危機を乗り切った うさぎ | さくらもち♪ぶろぐ Ⅱ

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危機は突然やってきたのです。


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イブの日の夜、いつも通り愛兎さくら姫はお部屋でお散歩をし、いつも通りゲージへ帰って行きました。

普段通りご飯も食べて、普段通り動き回っていたというのに・・・・危機は突然訪れたのです。


ゲージに戻ったあと、美味しそうに牧草を食べる さくら姫。

その1時間後、大好きな乾燥キャベツをあげたんですが見向きもしなくなりました。

いつもなら手から奪い取るように がっつくというのに。

きっとお腹がいっぱいなんだろうと、夜中の間に食べるだろうと安易な気持ちで 眠りにつきました。


そして次の朝。。。

乾燥キャベツはそのまま残ったままでした・・・

ゲージから出してやると、いつものような機敏な動きがありません。

触ろうとすると、ものすごく嫌がります。

やっとのことで 撫でてやると 妙にお腹が張っていました。


ペレットも食べません。

お水も飲みません。

うんちもしません。

おちっこだけはします。

こんな事は初めてです。


うさぎさんは常に腸が動いてないといけない動物です。

そして我慢強い動物でもあります。

体調が悪くても我慢し、弱っていても頑張ってご飯を食べようとします。

何も食べない、うんちをしないというのは我慢の限度を超えた、非常に危険な状態なのです。


即病院に連れて行きました。

日曜日だからか、いつもの病院は開いておらず。

(日曜日でも朝に電話すれば診てくれる病院なのですが、クリスマスだからかお休みのようでした)

ネットで調べて、日曜日に開いてて かつ うさぎさんを診てくれる病院に連れていきました。


病院によってやり方が違うんですね。

高い位置にある診察台に乗せられました。

いつもの病院なら、ジャンプして落下しないよう床で診てくれるんですが・・・

不安を覚えましたが、動きが鈍ってるさくら姫は、苦しいのと緊張でじっとしたままでした。

じっとママを見ていました。


張ったお腹を触った先生の診断結果は、

「うさぎさんによくある毛玉症でしょう」ということでした。

うさぎさんが毛づくろいしたときに飲み込んだ体毛が、胃の中で絡まって毛玉になってしまう胃腸の疾患です。

急激に寒くなって運動量も減り、胃腸の動きが悪くなって特になりやすくなるそうです。


毛玉症にはならないよう、気をつけて毎日毛を引っこ抜いてたのに。。。(>_<)

寒さ対策も気をつけていたつもりだったのに。

人間でさえ体調を崩してしまうこの寒波・・・対策が甘かったようです。


連れて帰りゲージに戻し、お部屋を温かく保ってやりました。

点滴の効果はいつ現れるのか。。。とりあえず夕方まで様子を見ました。

しかし夕方になっても、全くご飯も食べずお水も飲まず、うんちも全くしません。


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夜、病院でもらったお薬を飲ませることにしました。

胃腸の動きをよくするお薬と、食欲を出すお薬。


抱っこして注射器でお口にもっていき飲ませましたが・・・

難しいですね。ほとんど飲んでくれずこぼして マフマフが汚れただけでした。

一体どれだけ飲めたのか。。。


お水も20時間近く飲んでません。

脱水症状になってしまうかもしれません。

水分も取れるよう、生のキャベツをあげました。

食べませんでした。


他に何ができるのか、ネットで色々調べました。

そしてブリーダーさんに相談してみました。


まずは温かくすること。(体力が低下すると体温も低下する為)

お腹をマッサージしてあげること。

お尻を軽く刺激してあげること。


胃腸の動きがよくなりますように。。。うんちが出ますように。。。

そう祈りながら、うずくまった姫のお腹に手を入れて優しくさすってやりました。

そしてお尻を軽くマッサージして刺激してやりました。

ママにはこれくらいしかできません。



何時間経ったのでしょうか。

うずくまってた姫が少し体を動かし、置いてた生のキャベツを一口かじり始めたんです。

姫が食べた!

ポリ。。。一口かじって、しばらくフリーズ。

また ポリ。。。二口目かじって またフリーズ。

ゆっくりゆっくり。。。スローモーションのように ゆっくりと噛みしめるように。


一生懸命食べようとしてるんだね!

一生懸命元気になろうとしてるんだね!

頑張って元気になろうとしている姫を見て、逆に励まされる自分がいました。


そして・・・・ぽろん。。。

ゲージの中で、ぽろんと うんちの転げ落ちる音がしたんです!

いつもゲージから聞こえる当たり前の音が聞こえたんです!

うんちが出たんです!

涙が止まりませんでした。。。

具合が悪くなって一日が経とうとしてる頃の復活劇でした。


頑張ったね さくら姫。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

よく耐えたね!


やっぱり最初のうんちは、毛でつながったうんちでした。



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朝になると、置いてた生キャペツも完食しており。

うんちもものすごく小さいですが、出るようになりました。

動きも機敏さを取り戻し、いつものグルーミングも見られるようになりました。

お薬もお水を飲むように、ちゃんと指定の量を飲んでくれました。


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何事も無かったかのように。。。いつもの仕草。

大好きな牧草の袋に匂い付け。。。

うさぎのぬいぐるにも挨拶。。。


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そしてカメラにも収まらない俊敏さ(ノ◇≦。)うわ~~んっ良かったよ~


夜になった今は、牧草も食べお水も飲み、いつもより小さいけど うんちもちゃんと出ています。

ペレットも時間が少しかかってるけど完食しました。
少しずつ、普段どおりの姫に戻りつつあります。


ほんと、うさぎさんは難しいなと今回の事で思いました。

突然体調が悪くなるんですもの。

一時間前は普通に動き回って食べまくってた子が・・・・本当に突然具合が悪くなるんです。

小さなサインを見逃さないように、ちゃんと見ててあげなくては。


もうすぐ3歳と9ヶ月になる さくら姫。

君の生命力にパパもママも助けられました。
ありがとう。。。