櫻葉さんのおはなし



「翔ちゃん。面白かったね。」

「うん。雅紀。面白かったな。」




お祭りすんで日が暮れて、

2人で帰る 夕方のみち。

秋の夕陽が2人の影を後ろからながく照らしている。




今日は 智くんの誕生日。

いろいろなところで智くんのお祝いが開かれていて

それは まるでお祭りのような賑わいで

俺たちも そのお祭りをまわっていての帰り道だ。






「さすがおーちゃんだね!


あんなことも こんなこともしちゃって。

色々まわって 見てきたけど、

どこも最高!

おーちゃんの凄さが溢れてた。」




「そうそう。

なんでもできるんだよな、兄さんは。

歌もダンスもだけじゃない。

絵も書も達筆だしな。」




「そんな才能だけじゃないよ。

人がいいんだよ。

すごく器が大きくて優しいのに、

ちょっとほわぁってしてて 全ての人を受け止めて。


あんな人は そうそういないよね。」




うん、うん。

大野さんは 本当にすごい。

あんな スケールがでかい人。

他にいるはずもない。



ほんと 大野さんのおかぁさん。

「いつも産んでくれてありがとう。」だよ。



腕を組み ふむふむ首を縦に振って頷いていると、

雅紀が俺の脇腹をつんつんと人差し指で突く。



「でも

そうそう、そういえば、

受けっていえば翔ちゃん。


あなた、いろんなとこで

大野さんの受けにまわっていらっしゃらなかった?」



どき。やばい。

俺、あちらこちらで 兄さんにすっごく気持ちいいことされてきたんだった。

こいつには内緒にしてたはずなのに

なんでばれたんだ。





「そ、それはさ。

お祭りだってことで・・・」


と、しどろもどろになってると、

ふと気がつく。




「それを言ったら、雅紀。

お前、にのといいことしてきただろ。

にのちゃんとか言って、

ずっとにのとベタベタしてやがったな。」


「それは、いつものことじゃーん。

俺とにのは昔っからのシンメ。

ベタベタするのも、いちゃいちゃするのも

それはデフォルトってやつよ。」





く。

こいつ、腐女子心を知り尽くしてる。

にのの前では、やったら男っぽくガサツに振る舞うくせに、

俺の前では甘えた可愛らしい態度。

そのギャップに 目の肥えたお姉様たちがやられるらしい。





「それよりさ。翔ちゃん。

いっつも俺を喜ばしてくれるけどさ。

ほんとは こっちがいいんじゃないの?」


ぺろん。




「ひぃん。」


微妙なタッチで俺の尻を撫であげるから、変な声が出る。


くそ、馬鹿にしやがって。



「雅紀、そんなことしたらどうなるかわかってるんだろうな。

お仕置きだぞ。お仕置き。」




雅紀を軽く睨んだら、

「やぁん。そんなぁ。

優しくしてね。優しく♡」


雅紀がちょっと潤んだ目で首を傾げる。

あ、これ

もしかして 雅紀の思う壺か?



まぁ いいや。

雅紀とならば どこへでも。

雅紀が思うようにしてしんぜよう。



よし。

じゃ、これからは2人の時間。

とっておきのお仕置きと洒落込むか。



可愛い雅紀の手をとって

どんどんとつるべ落としで暗くなっていく秋の夜道を歩いて行った。

















⭐︎⭐︎⭐︎










今日は 大野さんの誕生日だというのに

櫻葉さん。



今回ね。

大野さん誕生日で お山書いたのだけれど

やっぱり私は櫻葉erなのよ。

この2人が 男子校のノリでいちゃいちゃしてるのが好き。


(にのあいも モデルズも好きだけどね♡

いや、それ言ったらどんなCPでもいける雑食だけどね)




久々にお話し書いたら、

櫻葉も描きたくなったので

描いちゃいました(笑)





ここまで読んでくださっている方は

もしかしたら櫻葉さんが苦手な方もいるかなと思うので

苦手な方はここでお引き取りを。


大丈夫。そういうの大好きという櫻葉erさんは

またお付き合いください。




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