というわけで、
俺と翔ちゃんは 付き合うこととなった。
付き合うと言っても、
ニュースキャスターの翔ちゃんと、
営業職の俺。
いっつも、一緒にいられるとか、
いっつも、お互いのことを考えてるなんてわけは
当然なくて。
ちゃんと
翔ちゃんも俺も 一人一人独立してて、
その二人が一緒にいるって感じ。
当たり前だ。
翔ちゃんは翔ちゃんで、
俺は俺だもの。
昔むかし学生の時、
二人が付き合っていたのなら、
きっと、俺は翔ちゃんのために、
全部尽くして
自分が自分じゃなかったとおもう。
きっと、
ニュースキャスターの翔ちゃんのためにとか思って、
仕事もしてなかったら、
自分を捨てて翔ちゃんに尽くしてたかも。
それを思えば、
今、翔ちゃんと俺が付き合うようになったのも
きっと
神様が巡り合わせてくれた良いタイミングだったのだとも思う。
「雅紀♡」
「翔ちゃん♡」
俺は、今日も翔ちゃんのおうち♡
合鍵ももらって、いわゆる通い婚ってやつ。
ぎゅっと、
抱きしめてくれる翔ちゃんに、
俺も甘えて翔ちゃんの胸にもたれかかる。
む。
むふ。
目を瞑って翔ちゃんの方を向けば、
あふ。
優しく翔ちゃんが、キスで俺の唇を塞いでくれる。
「はぅん♡」
「くぅん♡」
ありえないほど甘い声が、
俺の口から漏れるけど。
「あふぅ♡ 翔ちゃぁん♡」
「いいこだね♡ 雅紀♡」
2人の唇がゆっくりと離れると
ここで おしまい。
身体は甘くて、
もう我慢できなくて。
もっともっと、次の世界が見たいけど。
翔ちゃんだって、
もうやばい限界なんだと思うけど。
どうにもこうにも、
その次に進めないのが俺たちってことで。
甘くて 苦しいキスを繰り返すだけ。
お互い言い出さないけど、
例えば どっちがどうで、
どういうふうにするとか、しないとか。
最後はどんなふうになっちゃうとか。
めっちゃくちゃ、
ネットとかで予習はしてるし、
お互い頭の中では、とんでもなくシュミレーションしてるんだろうけど、
言い出せなくて、ぐるぐるしてる。
ま、そんなのも、
付き合うだけ めっちゃ拗らせた俺ららしいといえば、俺ららしい。
「翔ちゃぁん。大好き♡」
「俺もだよ。雅紀♡」
今日も、翔ちゃんに抱きついて
熱いキスを繰り返せば、
俺たちの愛も身体の中の熱情も高まっていく。
うん。
できるだけ。
できることを一生懸命。
今に感謝しながらも、
少しずつ少しずつ
目の前のことをがんばってく。
それが、きっと俺らしい。
そして、翔ちゃんの隣に立てるように、
努力する方法なんだと思う。
きっと、2人が
身体も心も一つになる。
そのタイミングが来るまで、
ゆっくりと 翔ちゃんと俺は進むんだ♡
⭐︎おしまい⭐︎
あとで、
あとがきをかきます。
そちらの
コメントは非公開ですが、
こちらのお話のコメントは
公開させていただき
お返事させていただきます。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました♡