弘前電気鉄道(弘南鉄道大鰐線の前身)の車両で、昭和60年代まで現存したのがモハ105・108の2両でした。

いずれも両運転台で、晩年はラッシュ時の増結用だったようで、昼間は大鰐駅構内に待機していました。

モハ105は木造車体を新製車体に載せ替えたもので、ノーシル・ノーヘッダーのノッペリした車体でした。

京成系列の大栄車輌で車体を載せ替えたので、京成を連想する顔つき!

モハ108は、京浜急行400形の車体に西武所沢工場で足回りを取り付けたものでした。


2両とも全く違う外観ながら、いずれも右運転台なのが弘前電気鉄道の残滓でしたね。