影森駅構内は何本もの貨物側線が広がり、このヤードから分岐する三輪線、武甲線(1984年廃止)の貨物取扱量が多かった時代が偲ばれます。

(2007.5.24 秩父鉄道 影森駅構内)

影森駅下り方の踏切脇に転轍手の詰所が残っていました。渋いです!実に。

貨物輸送最盛期の1970年代、現在の10倍以上もの貨物取扱量があり、係員が待機する必要があったのでしょう。

(2007.5.24 秩父鉄道 影森駅構内)

秩父太平洋セメント三輪鉱業所への専用線(三輪線)は現役で、木製の架線柱、僅かなバラストなどローカル色満載でした。

(2007.5.24 秩父鉄道 三輪線)

当時、元.国鉄101系の1000系は全12編成が健在でした。

(2007.5.24 影森〜浦山口)

この撮影の半年後、国電カラーのリバイバル塗装が登場し撮影機会が一気に増えましたが、このオリジナル塗装は殆ど記録に収めておりません。

(2007.5.24 影森〜浦山口)