小学生の頃、廣田尚敬さん著作の保育社カラーブックス「蒸気機関車」を何度も読み返しました。

なかでも「久留米の、ある屑鉄屋の店先に置かれたケ100」の写真が忘れられず、大学サークルでの九州合宿の折に訪問しました。(テレビドラマ「走れケー100」の構想に繋がったSLと謂われています。

(保育社カラーブックス「蒸気機関車」より)

西鉄久留米駅前で客待ちのタクシーに乗り、運転手に「梅満町の山下商店」と告げて5〜6分で到着。

山下商店の事務所にてSLの撮影を請いて、早速スクラップ置き場に向かいました。

目的のSLはスクラップの山に挟まれ、足場の悪い中で何とか撮ることが出来ました。

ただ、標準レンズ1本でしたので、広角レンズが無かったのが悔やまれます!

超小型の動輪は、しっかりと貧弱なレールに乗っていました。