1年後の昇圧を控えた上田交通への日帰り撮影行でした。
信越本線の普通列車で上田駅到着、古びた木製の跨線橋を渡った先に別所線のホームがありました。
ホームは1面ながら、構内側線が何本もあり自社発注のモハ5250形が留置中。
5250形は「丸窓電車」として親しまれ、昇圧化まで別所線の主力車両でした。
当時でも、木製ドアに床下のトラス棒がある電車は極めて希少で、黒光りするニス塗りの車内、レトロな吊り広告などローカル色満載でしたね。
その後、昇圧直前に訪問した時は撮影者の喧騒で辟易しましたが、この時は「普段着の別所線」でした。