大井川鉄道で最後の吊り掛け駆動車が、旧.近鉄420系でした。

非冷房ゆえ晩年は稼働の機会が減り、現役時代は新金谷車両区で待機中の姿を見たのが最後でした。

2014年、すっかり420系の存在を忘れていた頃、車窓から大代川側線に留置中の同車を見つけ、思わず下車しました。

(2014.8.8 大井川鉄道 大代川側線)

大代川側線は解体待ち車両の留置線として使われ、かつて終端部で山形交通の2軸客車や富士身延の電車を見つけて心を躍らせたものでした。