SLの運行で知られていた西武山口線(1984年廃止)の客車は、廃車後もユネスコ村駅跡に留置されていました。

いずれも旧.井笠鉄道の貴重な車両で、廃止直後は整備されていたようですが、訪問時には完全に放置状態でした。

8両いた旧.井笠鉄道の客車のうち、放置車両はシングルルーフの4両で、ダブルルーフの4両は既に西武園ゆうえんちに移転された後でした。

開け放しの窓もあり、風雨に曝された木造車両の痛み具合は顕著でした。

このまま朽ち果てるものと思っていましたが、その後まさか丸瀬布へ移るとは全くの想定外でした。