埼玉県幸手の酒店に有名なトロッコが稼働しています。

お店にいた奥様に撮影の承諾を頂きました。

日光街道沿いの店舗は、いわゆる「ウナギの寝床」で、江戸時代の賦課金の徴収率のひとつが間口の長さだったといわれ、川越や栃木市内のトロッコ店舗と同じ構造です。

軌道の総延長は約50m、軌間は610㎜。

店舗に続いて住居、そして倉庫へと延々と線路が続きます。

線路脇に「ニッポンビール」のホーロー看板がありました。

倉庫に到着、軽トラックで商品を搬入し、都度トロッコで店舗へ搬出するのがトロッコの役目。

明治38年創業の店舗の全景です。背後の白い建物が住居、その奥に倉庫が続きます。