東古市駅は、大正3年の開業時の駅舎が現役でした。

駅舎側の単式ホームが永平寺線用のホームで、1閉塞1時間ヘッドでしたので、折り返し時間まで駅構内でノンビリと撮影できました。

当時、永平寺線の主力車両は、いわゆる日車標準タイプのモハ251形で、新潟交通や松本電鉄の同タイプと比べてウインドシル付きだったため古びた印象でした。

当日運用のモハ252は永平寺駅寄りが非貫通で、貫通・非貫通で随分と印象が変わる車両でした。

(牧歌的な永平寺線も、訪問数ヶ月後の正面衝突事故を契機に、廃線に至るとは思いも寄りませんでしたが・・)