9年前の冬、常総線水海道駅の裏手にレールが残る農業倉庫を見つけました。

(2014.12.21 水海道淵頭町 農業倉庫)

常総線の線路から100mほどの地点で、この倉庫までSLがやって来たことを想像すると実に感慨深いです。

先日、この農業倉庫の状況が気になって再訪しました。

レールは手付かずでしたが、傷んだ倉庫の屋根の補修が進んでいます。

(2023.7.16 水海道淵頭町 農業倉庫)

倉庫内の掲示板によると昭和2年建造。常総鉄道(現.常総線)は既に大正2年に開通しており、鉄道輸送を目論んでこの場所を選んだのがわかります。

北側の倉庫は庇が交換されており、ほぼ補修が完了した様子です。

サイトを検索すると通称「白倉庫」と記されていますが、今後どのような使い方を計画しているのか?

折しも、訪問日は常総線310形「さよなら運転」の最終日で、沿線に多くの愛好家が集結していました。

ついでに私も、イベント列車の回送を撮って帰路に就きました。

(2023.7.16 常総線新守谷駅)