1987年当時、新塗装化により少し興味が薄れましたが、依然として旧型車両でした。
ヘソライトで有名なキハ1002(旧.留萌鉄道)は、側面が10系気動車で前面2枚窓の個性的な車両でした。
ただ、前面の傾斜具合はいわゆる「湘南顔」と若干イメージが異なっています。
(キハ1002 那珂湊駅)
キハ1103(旧.留萌鉄道)の側面はキハ22の流れを汲み、前面の傾斜と鼻筋の通った「湘南顔」そのものでした。
(キハ1103 那珂湊駅)
ケハ601は自社発注車で、国内初のステンレス製気動車として知られていました。
ただ、総括制御はできず稼働の機会が少なく、一度も乗車することなく廃車されてしまいました。
(ケハ601 那珂湊駅)
私が初めて茨城交通を訪れた1985年当時、朝の通学時間帯は4両編成でも立ち席客で一杯でした。
阿字ヶ浦行き4両編成が走行中にも拘らず、那珂湊駅に到着する前から、車掌が切り離し作業のため幌を外し始めたのには驚きました