足尾駅の本屋は開業当初の姿が美しく、登録有形文化財指定です。

(2005.11.4 足尾駅駅舎)

当日、平日ゆえ僅かな下車客でしたが、その中に地元客は皆無のようでした。

現在、日光市足尾町の人口は1,621人ですが、足尾駅開業当時(1912年)の人口は実に30,467人でした。

(2005.11.4 足尾駅駅舎)

構内側線に30系気動車が留置していました。

(2005.11.4 足尾駅構内 キハ3570) 

何故にキハ30とキハ35の2両を放置しているのか不可解でした。

このまま朽ちると思っていましたが、現在は整備されているようです。

(2005.11.4 足尾駅構内 キハ3035)

足尾銅山の閉山(1973年)から既に50年、

古色蒼然とした古河系列の工場が稼働中でした。

(2005.11.4 日光市足尾町) 

足尾銅山観光の資料室にC1246のナンバープレートがありました。

足尾線を舞台にした映画「喜劇各駅停車」で、森繁久彌(機関士)がハンドルを握った機関車の1両がC1246です。

山茶花究(当直助役)や三木のり平(機関助手)のいぶし銀の演技が映える逸品でした。

(2005.11.5 足尾銅山観光)