国鉄キハ10系気動車と同じく、同年代に製造された紀州鉄道キハ600形(旧大分交通)も白熱灯でした。

おそらく、定期列車で最後の白熱灯車両だったと思います。

(2008.8.10 御坊〜学門 キハ603)

8月の猛暑、陽がどっぷりと落ちてから御坊行きに乗車しました。乗客は私ただひとりです。

白熱灯の下で飲む缶ビールは格別でした。

(2008.8.10 キハ603車内)

今でも気軽に白熱灯が味わえるのが鉄道博物館です。アメ色に輝くニス塗りの車内が昭和の純喫茶を彷彿します。

(2022.5.7 鉄道博物館 クモハ40074) 

学生時代、スハフ32やオハ61などの普通列車で白熱灯の夜を堪能しました。

いかんせん車内で時刻表を読むには、余りにも暗過ぎてシンドかったです。

(2022.5.7 鉄道博物館 クモハ40074車内)

自宅の趣味部屋の照明は60系客車の白熱灯です。さすがに実際の光量では暗過ぎるので、100W電球を使っています。