京急の保存車両は5両(うち久里浜工場の2両は非公開)と、関東大手私鉄では京成とともに数少ない部類です。

まずは逗子市内の600形です。

琴電に在籍する1070形(旧600形)は前面が改造され、往年の京急2枚窓はこの1両のみです。

(2018.6.10 逗子市第1運動公園)  

私の世代だと快速特急といえば600形です。

川崎から横浜で並走する東海道線の153系をぐんぐんと追い抜くさまが目に焼き付いています。

(2018.6.10 逗子市第1運動公園)

前回の訪問時には車内に入ることができました。保存の見地から必要最低限の車内公開が望ましいですね。

(2016.4.23 逗子市第1運動公園)

続いて京急ミュージアムの230形、川口市内の公園での放置状態から奇跡の生還といえます。 

ただ車内のニス・塗装の配色は現役時代となかり異なっています。

(2020.2.10 京急ミュージアム)

最後に関水金属の230形です。

230形全廃時、伊勢佐木町の野沢松坂屋での鉄道部品即売会で230形を1両まるごと売っていました。私の記憶では1両100万円でした。

(2021.2.15 関水金属本社)